人は志の中に人生を描き、それを世界に築きます。
志とは理想であり、夢であり、目標であり、目的です。
自らの中に存在している希望こそが志なのです。
すべての人は自らの人生に対する希望を持っています。
人生に何を求め、それをどうしたいのか?
自分自身はどうなりたいのか?
このように自らが希望することがあり、それを元に人生を築こうとするのです。
自らの心の中に存在しないことを人生に築こうとすることはありません。
すべての人が人生を築こうとする動機は、それが自らの希望することであり志だからなのです。
どのような人物も自らの中に存在している希望を実現させたいと考えています。
それは、そうすることによって自らの心が満たされ、そこに落ち着きを得ることが出来ることを知っているからなのです。
誰もが自らの中に存在している希望を実現させたいと思っています。
そのため、誰もがそれを実現させようと志すのです。
自らの中に存在している希望を世界に対して実現させるためには、自分自身がそこにまで辿り着かなければなりません。
しかしながら、どのような希望もそんなに近い場所にはあらず、辿り着くためには様々な試練を乗り越えなければなりません。
どのような人物も道を行く場合、行く手を遮る困難に出くわすものなのです。
あなたの行く手を遮る試練や困難は、あなたにとっては苦しいものです。
その苦しみを乗り越えるためには変化して、成長する必要があります。
しかしながら、皮肉なことに自らが成長だと信じて歩んで来た道が、実際にはそうではなかったという場合もあります。
人は何時の間にかに自らの希望を見失い、志を見失い、更には自分自身を見失ってしまうのです。
そして、それに気が付いた時に自分自身に対して絶望感を覚えてしまうのです。
すべては必要で満たされているために、絶望感を覚えることは大切なことです。
しかしながら、それで諦めてしまうのであれば志を果たすことは出来ません。
人は弱い存在です。
失敗を繰り返します。
しかし、それは大切な失敗であることを忘れてはならないでしょう。
知らず知らずの内に人は大切なものを見失ってしまいます。
しかしながら、そこに気が付くことが出来たのならば、また一から志を掲げて自らを軌道修正しながら歩んで行けば良いのです。
あなたは必ず大切なものを見失います。
そして、失敗します。
しかしながら、それで終わりという決断をしてはなりません。
あなたが人生に対して希望すること、掲げた志を簡単に諦めてはならないのです。
諦めの数ほど後悔が募ります。
失敗を経て成長することが出来たあなたは、きっとこれから先の道を歩んでいくことが出来ます。
しかしながら、歩んでいく過程において、また少しずつ歪んでいくことでしょう。
その時に人生はあなたに失敗と絶望感を以てそれが間違いであることを伝えるでしょう。
失敗を受け取る度に自らの中の固定観念を崩し、新たに組み立ててより良いものを築くことが出来るように努めましょう。
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