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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2012年4月5日木曜日

仕事

あなたが利益を生み出すためには、利益を生み出す仕組みを築かなければなりません。
そのために、あなたは自らの立場や状況を認識しなければなりません。
そして、その立場や状況において利益を生み出すためには、自らが「何を成すべきか?」を考え、それを実行しなければなりません。
自らが何を成すべきか?を考えるのならば、自らがこれから具体的に何をする必要があるのかを理解することが出来ます。
自らが何を成すべきか?という問いは、あなたに具体性を導き出します。
あなたが何かを成すためには、それを成すための必要を満していく必要と、それを成すための必要を削っていく必要があります。
自らの理想が成すべき形になるまで、必要を満し、必要を削る必要があるのです。
利益とは、洗練された場所にこそ存在しているのです。
それは、岩の中から宝石を生み出す作業のようであり、丸太から仏像を生み出す作業のようなものです。
漠然とした理想の中から「利益」を生み出すためには、それを実際に利益を生み出すための形として形成しなければならないのです。
形として形成されていないものがあなたに利益をもたらすことはありません。
利益を生み出すシステム作りが仕事です。
理想を、利益を生み出すための具体的な形として形成することこそが仕事なのです。
あなたが仕事によって利益を生み出すためには、自分に何が出来るのか?ということは大切ですが、自分が今から何を成すべきか?ということの方が大切です。
自分に何が出来るのか?という問いはシステム作りではありません。
それは全体的な構想ではなく、個人的な主観に他なりません。
それでは、理想を具体的な形として形成することは出来ないのです。
目の前のことは分かっていても、全体的なことを理解していないのであれば、利益を生み出すことは出来ないのです。
仕事をこなす技量があっても、仕事場が無いのであれば意味がないのです。
利益を生み出すために大切なのはシステムです。
ソフトよりもハードなのです。
利益を生み出す流れなのです。
自分に何が出来るのか?だけではシステムを構築することは出来ません。
また利益も得られません。
自分が何を成すべきかを考えることで、あなたの中には全体的な視点や貢献心が生み出されるのです。
何を成すべきか?という思考は、あなたに環境作りを促します。
何が出来るのか?という思考は、自らの技量を育てます。
どちらも大切です。
しかしながら、多くの人は自分は何が出来るのか?という問いで終わってしまいます。
あなたが「利益」を生み出したいと考えているのであれば、何が出来るのか?という問いに加えて、何を成すべきか?という問いも所有する必要があるでしょう。

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