すべての人が弱さを抱えています。
そして、すべての人が自らの抱える弱さと闘っています。
人は未熟です。
この世に完全なる人は存在しません。
誰もが甘えを要し、弱さを所有しているのです。
自らの抱える弱さに打ち克(か)ち、成長し向上することこそが人生におけるあなたの努めなのです。
人は自らの弱さを払拭するために生きているのです。
あなたは自らの人生が、自らの弱さを克服するために存在していることを忘れてはならないでしょう。
しかしながら、人は自らの抱える弱さに対して、いとも容易く打ち克つことが出来る訳ではありません。
大抵の場合が自らの弱さに引き込まれてしまい、取り込まれてしまいます。
その度に人は自らの選択に後悔し、状況に苦悩することになるのです。
人は自らの弱さに容易く打ち克つことは出来ません。
一度や二度の闘いで打ち克つことが出来る程、自らの弱さは「弱く」はないのです。
あなたが抱える弱さは、あなたが人生において解決しなければならない課題です。
あなたが抱える問題です。
あなたが乗り越えなければならない壁なのです。
決して簡単にはいきません。
何度も挑み、何度も失敗し、何度も苦悩し、何度も打ちのめされることでしょう。
しかしながら、それでもまた挑まなければなりません。
その過程があなたを鍛え、弱さに打ち克つ強さを身に付けさせるのです。
自らの人生が自らの弱さを克服するために存在しているということを忘れてしまえば、自らの弱さに対して闘いを挑む気持ちを失ってしまいます。
そこでは諦めや妥協といった自らの弱さに対して加担してしまう選択が決定されることでしょう。
そうなれば、弱さは「強さ」を増し、あなたは更に苦しむことになってしまうのです。
大切なのは弱さを強めることではなく、弱さを払拭することです。
自らを律し、克己心を保つということです。
人生には上手くいかないこと、苦しいと感じること、理想とは違うこと、理不尽に思えること、嫌なこと…
など、様々な出来事があります。
しかしながら、それらのすべてがあなたの弱さに対するアプローチであり、それを克服するために用意されたチャンスなのです。
どのような状況においても、あなたは自らの弱さを払拭するために生きているという目的を所有していることを見失ってはなりません。
例え失敗しても、物事が理想的に進まなくても、それはそれで良いのです。
あなたは自らを諦めないことが大切です。
諦めることをしなければ、あなたはきっと自らの弱さを克服し、その結果として成功や成長や理想を得ることが出来るでしょう。
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