このブログについて

「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2013年9月22日日曜日

善悪

すべての始まりは終わりへと辿り着きます。
どのような旅にも終着があるように、すべての始まりには終わりが訪れるのです。
あなたはどのようなものも必ず終わりを迎えるということを覚えておきましょう。
あなたはどのような始まりも必ず終わりへと辿り着くということを理解しなければなりません。
終わりを理解することなく、物事の本質を見極めることはできないということも覚えておきましょう。
あなたは物事の本質を見極め、それをより良い方向へと導き、そこに向上発展と豊かさを導かなければなりません。
あなたは自らが携わるどのような事柄に関しても、それをより良いものにしなければならないのです。
それがこの世界を生きるための責任であり、目的であるということを理解しなければならないでしょう。
何のために生きているのか?その目的を理解することなく、人は人生を豊かなものにすることはできません。
目的も知らずに迷うのであれば、達成感など得られるはずがないからです。
目的(責任)を果たすからこそ、達成感が得られるということを理解しなければならないのです。
目的を知らないのであれば、どのような人にも達成感を得ることはできません。
それは、目的が達成されたという、物事が終わりを迎えたことを知ることがないからです。
終わりを理解するのであれば、人はその事柄について達成感を得ることができます。
人が満足するためには、それが終着に辿り着かなければならないのです。
多くの人は終わりを嫌います。
物事が終わることを忌み事として扱うのです。
多くの人はこの世の事柄を、自らの小さな価値観によって良いものと悪いものに分類しています。
しかしながら、その考え方は世界に対する偏見を導き、物事の本質を覆い隠してしまうということを覚えておかなければならないのです。
物事の本質を見極めることがなければ、人はそれを達成することはできません。
あなたが物事を偏見によって偏った捉え方をするのであれば、どうやってもその本質を見極めることなどできないのです。
その本質を見極めるためには、物事を偏見なく捉えなければならないのです。
偏見によって、人は物事に対して善悪を押し付けます。
人は善を尊び、悪に敵対します。
しかしながら、この世界に存在しているすべてのものが重要な役割を担っており、何一つとして無駄は無く、すべてが大切な意味を持っているのです。
善悪によって物事を隔てるのであれば、その大切な意味や役割を自ら潰してしまうということなのです。
あなたが本質を見極め、人生に対して豊かさを導くためには、善と悪の両方の性質を理解し、その両方を活用しなければならないのです。
善だけでは足りません。
悪だけでも足りません。
生と死とが混在する世界でなければ自然界が存続することができないように、善と悪(と思うもの)が共に存在しない世界であっては、何事も豊かに続いてはいかないのです。
あなたは物事を善悪によって隔ててはなりません。
偏見によって世界を見てはなりません。
終わりを悪いものと見なすから、物事が終着を迎えずに歪んでしまうのです。
すべての始まりは、それが始まった時点から終わりへと向かって進み続けているのです。
命が生まれたのであれば、その命は既に死に向かって進んでいるということを理解しましょう。
あなたは終わりが悪いことだと考えてはなりません。
寧ろ、終わりは良いことであるということを覚えておきましょう。
物事が終着へと辿り着くということは、それが責任を果たしたことを意味しています。
それが喜ばしいことであるということを知らなければなりません。
物事が終わるということは素晴らしいということを理解しましょう。
物事がその責任を果たしたから終わるということを知らなければなりません。
物事が終わりを迎えるということは良いことなのです。
あなたが悪であると思い込んでいる対象が、本当に悪であるのかを冷静に考えなければなりません。
物事が終わりを迎えるからこそ、それが発展するということを理解しましょう。
物事が終わりを迎えることなく、だらだらと何の目的も持たず、何かを達成もすることなく続いていくのであれば、それではそれが発展することがないということを知らなければならないのです。
あなたは自らの中の偏見に気付きましょう。
あなたは偏見によって物事の表面的な部分に騙(だま)されてはなりません。
永遠に生きていたいと思う者、時間が多くあると思い込んでいる者が、命と時間を無駄に使うように、あなたはそのように生きてはなりません。
命や時間が永遠のものではなく、人が死ぬということを理解している者が、その命と時間を有効且つ効率的に使うように、あなたはそのように生きましょう。
終わりはあなたのすぐ隣に存在しています。
あなたは何かがいつでも終わる可能性があるということ、自らの命がいつでも終わる可能性があるということを理解しておきましょう。
生は死と隣り合わせです。
始まりは終わりと共に在ります。
あなたは終わりを意識してこの世界を見なければなりません。
時間や命が余る程あるなどと考えてはなりません。
目の前に存在している善悪すべてに可能性を見出し、人生を達成しましょう。
このままで良いのか?ということを考えましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿