すべては縁によって結び付きます。
縁とは原因です。
種を蒔かなければ実りがないように、原因がなければ結果は有り得ないのです。
すべてが原因から生じる当然の結果であるのです。
そのため、原因もないのにいくら求めたところで、その欲求が満たされるということはないのです。
原因が存在しないのであれば、どのように努めてもそれを手に入れることはできないのです。
あなたは焦ってはなりません。
思い焦がれる必要もありません。
必要なことを一つ一つ確実に積み重ねていくことが重要であるのです。
原因があれば、求めなくても結果は導かれるのです。
原因を作ることがなければ、結果は導かれないということを覚えておきましょう。
原因とは、それを受け取ることのできる条件であるということを知らなければなりません。
あなたがその状況を受け取るに相応しい人物でなければ、それを手にすることはできないのです。
欲求ばかりが先行し、自らの状態を看過(かんか)していてはならないのです。
自分自身がどのような状態であるのか?ということが何よりも大切であるのです。
それをうまく運営することができない者に任せる人はいません。
人に何かを任せるということは、任せる方にも責任があるからです。
それに、任せようとするものは大切なものであるため、それを蔑(ないがし)ろにするような者には任せられないのです。
任されたものを大切に扱い、それをより発展させていく者にこそ、それは任されるのです。
あなたの受け取るすべての状況は「神」からの預かり物です。
すべては「神」の所有物であり、あなたの所有物ではないのです。
あなたはそれを任されているのだと理解しましょう。
あなたは好き勝手に扱ってはならないのです。
すべてが大切な預かり物であるということを知り、大切に扱うようにしなければ、それを発展させる条件を満たすことはできずに、預かっている物をすべて取り上げられてしまうのです。
どのような状況であろうとも、それを蔑ろにしてはなりません。
すべては縁によって運ばれた「神」からの大切な預かり物であるのです。
縁とはあなたの原因です。
あなたが預かったすべての状況が、あなたにとって最善であり、相応しいというのです。
「神」が間違えることは有り得ません。
間違っているというのであれば、あなたが間違っているのです。
人ほど未熟な存在はいません。
あなたは自分自身が優れているなどと自惚れてはなりません。
あなたは自らが未熟な存在であるということを知り、謙虚に生きなければならないのです。
運営することができない物を与える親はいません。
賢い親ならば、我が子が条件に満たないのであれば、他の者にそれを任せるのです。
愚かな親は、愚かな子にそれを任せます。
愚かな子はそれを任されはするけれども、すぐに蓄えを食い尽くし、営みは途絶えてしまうでしょう。
愚かな親はそれに苦悩するのです。
愚かな子も同様です。
あなたは愚かに生きてはなりません。
「神」があなたに相応しいと、その状況を任せたのです。
その状況をより良くしなさいと預けたのです。
あなたは満足しなければなりません。
そして、その状況を発展させるために努めなければなりません。
ただし、無理に何かを我慢しろと言っているのではありません。
逃げたければ逃げれば良いのです。
決めるのはあなたなのです。
しかし、縁からは逃れられません。
違う場所で、違う人と、同じことをするということを覚えておきましょう。
原因を作ることが求められます。
あなたは自分自身の成長を求めましょう。
建設的な思考や感情、そして生き方によって良い原因を築くのです。
物事の上辺を撫でて、不平不満を訴えていてはならないのです。
不満は苦しみとの縁を取り持ちます。
縁によって、あなたの心が状況に繋がっているのです。
そのことを理解しましょう。
どのような状況にも感謝して、満足して生きましょう。
あなたは「神」から大切な物を預かっているということを忘れてはならないのです。
ごめんなさい
返信削除ごめんなさい
今日は感謝の気持ちが生まれません
ただ、何もかもに申し訳なくて
自分が恥ずかしいです
匿名さんへ
削除そんな日もあります。
それでも、素敵な一日です。
辛い日が悪いということはありません。
辛いことが良いのです。
自分を責めてはなりません。
それでは苦しいだけなのです。
人は未熟であり、学んでいます。
学んでいるのだから、できなくて当たり前なのです。
辛い日も、その日があるのは幸いです。
すべてが見透かされているようで
削除なんだか辛くて。
今日が始まって今日が終わる
それだけでいいと言い聞かせても
なんだかどうしようもなく
辛くなるの。
匿名さんへ
削除ただ、一日を生きるだけでは辛くなるのは当然です。
大切なのは、実りある一日を生きることなのです。
実りとは学びの収穫です。
その日から何かを学び、成長することが重要なのです。
成長とは喜びなのです。
喜ぶことが無ければ、一日生きるのも辛いのです。
しかし、喜びがあれば、百年生きるのも苦ではないのです。
実りを得るために、現実と向き合いましょう。