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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2019年2月12日火曜日

弱さ

すべての人は、未熟に生まれます。
すべての人は、無知を生きなければなりません。
それは、人生の目的である成長を実現するためです。
すべての人は、成長の実現を目的としています。
すべての人生は、成長のために存在しているのです。
あなたは成長を実現しなければなりません。
成長を実現しなければ、人生は苦しいままなのです。
すべての人生は苦しみです。
そして、すべての人は、苦しみと共に生きなければなりません。
自らの内に未熟さが存在し、無知を所有しているのであれば、人は人生を苦しまなければならないのです。
すべての苦しみは、成長を実現させるために導かれます。
苦しみは、あなたを苦しませるために導かれているのではないのです。
あなたに成長という目的がなければ、苦しみが導かれる必要はないのです。
あなたの目的が成長である限り、苦しみは導かれるのです。
多くの人は、偏見によって、誤解を生きています。
多くの人は、苦しみが悪いものだと考えているのです。
成長という目的が存在しなければ、苦しみは悪いものであるかも知れません。
しかしながら、成長という目的が存在する以上、苦しみが悪いものであるはずがないのです。
残念ながら、すべての人が未熟です。
すべての人が無知を生きているのです。
それは、認識が歪んでいるということでもあります。
認識が歪んでいるということは、正しい判断が出来ないということなのです。
苦しみが悪いものだとする判断は、残念ながら正しいものではありません。
なぜなら、人は、苦しみを経験することによって、自らを改め、成長を実現することが出来るからです。
人は未熟です。
苦しみを経験しなければ、自らを改めることが出来ません。
苦しみを経験しなければ、人は傲慢(ごうまん)を強めてしまうのです。
苦しみによって、人は矯正(きょうせい)されるということを覚えておかなければなりません。
多くの人は、弱さ故(ゆえ)に欲を抱えています。
欲は誰もが持つ感情ですが、それは弱さの現れなのです。
弱い者ほど、欲が強いのです。
欲とは、利己的な考えです。
弱さは、利己的な考えとして現れるのです。
欲が強い者ほど弱いということを理解しましょう。
あなたが利己的に生きる時、それは、弱さを体験しているのです。
弱さを抱えている者は、弱さを経験しなければなりません。
それは、自らの抱えている弱さを認識し、それを手放すためです。
自らの抱えている弱さを認識するために、自らの欲を経験しなければならないのです。
欲深いことは哀(あわ)れです。
それは、とても惨(みじ)めなことなのです。
欲深いことは、可哀相(かわいそう)なのです。
恵み与えることが出来れば、それはとても素晴らしいことです。
恵み与えることは、立派な行いなのです。
しかしながら、恵み与えることは、成長を実現しなければ出来ることではありません。
人は、自らの成長に相応しく与えることが出来るのです。
弱さを抱え、成長に乏しい者は、与えることが少ないのです。
そのような者は、受け取ることに精一杯です。
そのため、多くを求めるのです。
成長を実現している者が、欲深く求めることはありません。
それは、成長を実現している者には、利己的な考えは思い浮かびもしないからです。
成長を実現している者は、与えることをします。
成長に比例して、与えることが出来るのです。
与えるほどに、受け取ることが出来ます。
人は、差し出されたものだけを所有することが出来ます。
欲に従って奪い取ったものを所有することは出来ないのです。
弱い者は乏しくなり、強い者は豊かになります。
欲に根差して生きれば、徐々に乏しさを得るということを覚えておかなければなりません。
あなたは、相手に施(ほどこ)すこと、与えることを考え、行いましょう。
相手から施されることや、奪い取ることを考え、行ってはなりません。
苦しみに負けてはなりません。
欲に従ってはなりません。
自らの抱える弱さと向き合い、それを手放しましょう。
人生は、そのための時間なのです。

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