豊かさとは、美しさのことです。
美しさとは、豊かさなのです。
あなたが求める豊かさは、美しさによって実現するのです。
美しさを得なければ、豊かさは実現しません。
しかしながら、それは外面的な美しさのことではありません。
外面がどれ程美しくても、内面が美しくなければ、それを美しさと呼ぶことは出来ないのです。
美しさとは、内面の輝きのことです。
内面が輝いていなければ、どれだけ外面を飾ろうとも、美しさを得ることは出来ないのです。
美しさは、人生を豊かにします。
美しさが存在しなければ、人生は決して豊かさを得ることは出来ないということを理解しなければなりません。
大切なのは、内を飾ることです。
内を飾ることなくして、豊かさを手にいれることは出来ないのです。
しかしながら、多くの人は、豊かさを誤解しています。
多くの人が、外面を飾ることによって、豊かさが得られると思い込んでいるのです。
しかしながら、豊かさに外面は関係ありません。
あなたにとっては、そのように見えているだけなのです。
大切なのは、内面の美しさです。
外面をどれだけ飾っても、いつかはそれが偽りであったと理解するのです。
それは、外面の美しさは、次第に剥(は)がれてしまうからです。
外面の美しさを保つためには、外面の美しさを飾り続けなければなりません。
それは、偽りに偽りを重ねるようなことなのです。
剥がれない本物の美しさによって、内面を飾らなければなりません。
本物の美しさとは、懸命のことなのです。
懸命こそが美しいのです。
手を抜いて、美しさを実現することは出来ません。
あなたは、何事に対しても、懸命に向き合わなければならないのです。
懸命な態度は、本物の美しさを内面に飾ります。
本物は、内面を飾った後に外面が飾られるのです。
本物は、外面が内面の結果であることを知っています。
そのため、例え上手くいかなかったとしても、懸命に向き合います。
それは、本物が、結果と理想を重ね合わせないからです。
懸命に向き合う者は、本物が、結果と理想が重なり合わないことを知っています。
本物の美しさとは、理想とは異なる結果を受け入れることの出来る寛容性(かんようせい)のことなのです。
どのような現状においても、それに懸命に向き合うことが出来る態度こそが、本物の美しさなのです。
あなたは、失敗を恐れずに懸命に向き合いましょう。
人生は、決して思い通りには展開しません。
残念ながら、人生には、理想にそぐわない問題ばかりが生じてしまいます。
それは、理想が実現することが、本物の美しさではないということを理解させるためです。
人生においては、必ずしも、理想が実現する必要はありません。
人生においては、理想が実現しなくても良いのです。
重要なのは、懸命に向き合うことです。
懸命に生きること以上に大切なことはないのです。
懸命に向き合うことこそが美しいのです。
あなたは、どのような状況に対しても、懸命に向き合いましょう。
周囲の人が、そこで怠(なま)けていたり、それを茶化(ちゃか)したり、不平不満を吐いていようとも、その態度に従ってはなりません。
あなたは、懸命に向き合うのです。
そうすれば、本物の美しさを得ることが出来ます。
懸命に向き合った者だけが、本物の美しさに辿り着きます。
結果のことを気にする必要はありません。
理想を追い求める必要はないのです。
懸命に向き合う態度によって、結果はどうあれ、あなたは、本物の美しさを得ることが出来るのです。
理想を実現している人であっても、本物の美しさを得ることが出来ない人がいます。
理想を実現していない人であっても、本物の美しさを得ることが出来る人がいるのです。
理想の実現は問題ではありません。
あなたの態度が問題なのです。
詰まらないことに対して、懸命に向き合うことの出来るのが上等です。
あなたは、懸命こそが美しいことを覚えておきましょう。
懸命に生きることの出来ない者の人生には、豊かさが実現しないということを理解しなければなりません。
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