すべての人は、必要によって生まれます。
すべての人は、この世界の役に立つために生まれるのです。
この世界に、無駄は存在しません。
すべての人が、この世界にとっての必要なのです。
あなたには、この世界の役に立つという役割が与えられています。
あなたは、自らの役割を果たし、この世界の役に立たなければならないのです。
あなたがこの世界の役に立つことは、理(ことわり)です。
あなたは、役に立つために生まれたのです。
人生は、そのように作られているのです。
人生は、思い通りには進みません。
多くの人は、それを悪いと考えます。
しかしながら、すべての人は未熟に生まれるのです。
未熟者の考えは、どうしても偏(かたよ)り、歪んでいるのです。
未熟者の思い通りに人生が展開すれば、それは多くの問題を引き起こしてしまいます。
人生が最善を実現するためには、未熟者にとっての、都合の悪い状況が必要であるということなのです。
人生は、思い通りには展開しません。
それは、あなたにとっての都合の悪い状況であるのです。
人生には、必ず問題が引き起こされます。
そして、それは、苦しみとなるのです。
この世界において、問題を抱えず、苦しまない人はいません。
すべての人が苦しむのです。
苦しみは避けられません。
それは、仕方のないことなのです。
あなたが未熟に生まれた時点において、苦しみは決定されているのです。
あなたは、人生において苦しむのが自然です。
苦しいことは、決して悪いことではないということなのです。
寧(むし)ろ、人生に苦しみが存在しないのは悪いことです。
なぜなら、それは不自然なことであるからです。
あなたが未熟に生まれた時点において、苦しみのない人生は不自然なものであるのです。
苦しみとは、思い通りにならない状況のことです。
人生は、思い通りにならない方が良いのです。
なぜなら、成長を実現するためには、思い通りにならない状況を経験する必要があるからです。
思い通りにならない状況から、多くのことを学ぶことが出来るのです。
あなたが自らの役割を果たし、この世界の役に立つためには、成長を実現しなければならないのです。
人生が思い通りに展開するのであれば、それ以上の成長は必要なく、それ以上の成長を求めることもないのです。
それでは、この世界の役に立つことは出来ません。
何もせずに、この世界の役に立つことは出来ません。
ただ、何となく生きるだけでは、この世界の役に立つことは出来ないのです。
この世界の役に立つことは重要です。
なぜなら、この世界の役に立つことがなければ、満足や豊かさを得ることが出来ないからです。
この世界の役に立つことがなければ、満たされることはありません。
この世界の役に立つことがなければ、不満を生きなければならないのです。
この世界の役に立つことは重要です。
あなたは、そのことを考えていなければなりません。
能力を磨きましょう。
あなたには、様々な能力が与えられています。
それを磨かなければならないのです。
その能力は、この世界に役立たせるために与えられたものです。
その能力は、この世界に必要なものなのです。
今は役に立たなくても、やがて役に立つ時が来ます。
理由を考える必要はありません。
なぜなら、そのようなことは、誰にも分からないからです。
人は、必要な役割を果たすために、必要な能力を授かって生まれます。
そのことを理解し、覚えておかなければなりません。
能力は、苦しみの中で磨かれます。
それはまるで、急流に身を削られる石のようなものです。
苦しみという過酷な状況が、可能性を生み出すのです。
もちろん、苦しめと言っているのではありません。
苦しみとは、自らの能力を磨きもせず、この世界の役にも立たないことです。
本当の苦しみとは、未熟者の考える苦しみとは異なるものなのです。
成長しないことが苦しみです。
この世界の役に立たないことが苦しみなのです。
与えられた能力を磨きましょう。
現状において、その能力を評価するのはやめましょう。
いつ、どのような形で役に立つか分かりません。
しかしながら、それは確実に役に立つものなのです。
いつでも役に立つことが出来るように、準備をしておかなければなりません。
怠(おこた)ってはなりません。
能力を磨きましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿