この世界に存在する一切(いっさい)には、大切な意味が存在します。
この世界に存在するすべてに価値が存在するということを理解しなければなりません。
何一つとして、無駄に存在するものはありません。
それが、どのようなものであろうとも、この世界に存在する価値があるのです。
あなたは、価値を理解しなければなりません。
一つ一つの価値を具体的に理解していくことは難しいので、一つ一つに価値があるということだけを理解しておけば良いでしょう。
この世界に存在するものは、あなたの都合に関係なく価値のあるものなのです。
あなたは、自分によって価値を判断してはなりません。
それが持つ価値は、誰にも理解することが出来ないのです。
大切なのは、すべてに価値があるということなのです。
それぞれは、この世界に必要として存在しているのです。
あなたは、そのことを理解しておかなければなりません。
自分勝手な価値判断によって、価値の有無を決めてはなりません。
すべてには価値がありますが、それを理解することは難しいのです。
それは、人が歪(ゆが)んでおり、偏(かたよ)っているからです。
すべての人は未熟なのです。
未熟さは、自分勝手な価値判断に拍車をかけるのです。
多くの人は、都合によって価値判断を行い、判断を誤ってはならないのです。
あなたは、価値判断に気を付けましょう。
それは、無意識の内に行われているものなのです。
未熟者の認識と判断は間違っているのです。
自分自身の認識と判断を信じてはならないのです。
必ず、それを疑わなければなりません。
あなたは間違っているのです。
人生は、自分自身の都合で計れる程、小さなものではありません。
人生は、あなたの都合を気にしないのです。
あなたは、自分の都合の関係なく、現状を肯定(こうてい)しなければなりません。
現状を受け入れることをしなければ、人生が展開することはないのです。
人生には、悪いことはありません。
悪いと思うことがあるだけです。
都合の悪いことであっても、意味と価値があって導かれるのです。
意味と価値がなければ、それが導かれる意味と価値がないのです。
この世界には、無意味と無価値は存在する意味と価値がないのです。
すべては、必要として存在するということを忘れてはなりません。
あなたは、自分にとって都合の悪いことを嫌ってはなりません。
湧き起こる不満や不安などの破滅的な感情を否定してはなりません。
破滅的な感情は、あなたにとっての大切な気付きとなるからです。
あなたにとって、都合の悪いこと、破滅的な感情は真実を現しています。
大抵の場合、真実とは都合の悪いものなのです。
なぜなら、あなたは未熟だからです。
真実は、常に自分自身が未熟であることを教えます。
人は、自分自身が未熟であることを知るのが嫌なのです。
なぜなら、自分自身が未熟であることは恥だからです。
それは、自尊心を傷付けます。
自尊心が傷付くことは苦しいのです。
多くの人は、自尊心が傷付くことを恐れています。
自尊心は、出来るだけ自分が傷付かないように振る舞うのです。
多くの人は、真実と向き合うことを恐れます。
そして、真実と向き合うことを嫌うのです。
多くの人にとって、真実は都合の悪いことです。
多くの人にとって、理想という偽りの方が魅力的なのです。
多くの人は、理想という偽りを追い求めています。
それは、自尊心が傷付かないための防衛策なのです。
残念ながら、理想を実現したとしても、あなたが満たされることはありません。
自尊心に従って進んでも、満足に辿り着くことは出来ないのです。
人生には、果たすべき目的が存在します。
人生は、目的を果たすために存在するのです。
人生の目的は、あなたの自尊心が生じるより前に存在したのです。
自尊心は後天的なものですが、人生の目的は先天的なものなのです。
自尊心は、自分に都合の良い状況を求めます。
しかしながら、人生の目的は、自分に都合の悪い状況を求めるのです。
あなたは、人生の目的を果たすために、自分に都合の悪い状況を受け入れなければなりませんが、それは容易(ようい)なことではありません。
それは、誰もが苦しみを嫌うからです。
あなたは、苦しみにも大切な意味と価値が備わっていることを理解しましょう。
人生とは、苦しいものです。
人生は、苦しいのが自然です。
都合の悪いことにも意味と価値を見出さなければなりません。
都合の良いことばかりを追い求める人生は空しいのです。
都合の悪い真実と向き合いましょう。
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