あなたは苦しまなければなりません。
あなたは困らなければなりません。
あなたは悩まなければなりません。
あなたは傷付かなければなりません。
あなたは痛みを知らなければなりません。
あなたは失敗しなければなりません。
人生とは苦しいものです。
気楽な人生など存在しません。
人生の本来の姿とは誰にも厳しく、誰にも苦しいものなのです。
あなたの目の前に厳しくと苦しみが存在せず、気楽な人生だと感じているのであれば注意書き必要です。
あなたが真剣に生きようとする時、そこには厳しさと苦しみが生まれます。
それは、生きるということが挑戦だからです。
あなたが何かに挑戦する時、そこには必ず何らかの問題が生じるのです。
あなたが何に挑戦しようとも、そこに何らかの問題が発生するという状況に変わりはありません。
何に挑戦しようとも何らかの問題の発生から逃れることは出来ないのです。
それは状況や環境的な問題であるかも知れません。
もしくは、あなた自身の問題であるかも知れません。
どちらにせよ、あなたが何かに挑戦する時、そこには何らかの問題が必ず発生することを覚えておかなければならないでしょう。
人は問題に対して無意識の嫌悪感を所有しています。
問題=(イコール)苦しみ。
という規制概念がその価値観の中に構築されているのです。
そのため、多くの人は端(はな)から問題や苦しみを避けようと、意識的・無意識的に考えています。
そして、そのように行動することになります。
その結果、安全や安心の中に閉じこもり行動力が失われ、熱意、発想、決断力、建設的思考、摂生、自信、目標、志…
あなたが生きるうえで大切なものを失ってしまうことになるのです。
苦しみを恐れ、それを避けようとする時、考えや行動が結果的に自らを苦しみへと追いやっているという事実を認識しなければならないのです。
生きるということは挑戦することです。
問題や壁を乗り越えて先へと進むことです。
向上と成長を受け取り、豊かさを得るということなのです。
挑戦することを恐れ、先へ進むことを諦めるということを生きるとは呼べないのです。
燃やしてこその命なのです。
あなたが何かに挑戦する時、そこには問題や苦しみが生じます。
問題や苦しみに立ち向かう時に、あなたの命は激しく燃えるのです。
問題や苦しみの中にいる時に、あなたは命を燃やして力を生みだすことが出来るのです。
問題や苦しみなどの逆境に立たされた時に始めて、人は人として生きることが出来るのです。
逆境に立とうとしない者は命を燃やすことは出来ません。
そこには、生きる実感が存在する場所はないでしょう。
あなたは命を燃やして力を使わなければなりません。
力を使えない状況を作り出してはなりません。
問題の前に苦しむこと、悩むこと、困ること、希望を失うこと…
それらはあなたが何かに挑戦したこと、そして、生きているということを証明しているでしょう。
あなたは苦しまなければなりません。
逆境に立たなければなりません。
その時、あなたの力は最大限にまで高まるでしょう。
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