あなたは進まなければなりません。
例えどのような困難を前にしても、先へと進まなければなりません。
過去に捉われてはなりません。
それは過ぎ去ったものです。
そこには何の価値もないのです。
すべての時間や状況は、次の瞬間には既に過ぎ去った過去だと言えます。
過去はあなたの大地(土台)には成れど、実りをもたらす樹木には成れません。
過去は死にゆくものです。
枯れ葉のように大地と成り得るものなのです。
過ぎ去ったものには実体が無く、あなたがそれをいくら追い求めてもそこには何の価値も存在してはいないのです。
そこから得られるものは空虚感です。
決して手に入ることの無いものを求めても苦しいだけなのです。
どれ程の枯れ葉を拾い集めても、それをたった一つの果実にすることも出来ません。
物事には役割りというものが存在しているのです。
あなたが生きているのは「今」です。
「今」はあなたの目の前の現実に存在しています。
過去はあなたの目の前には存在していません。
過去は既に現実ではないのです。
現実ではないものを手に入れようとしても、それは無理な話です。
あなたが手にすることが出来るのは、その手で触れることの出来る現実だけだからです。
あなたが何かを手にするためには、過去に捉われることなく「今」を、そしてこれからを見(求め)なければならないのです。
過去は過去であり、「今」は「今」です。
それらが役割りを越えて一つになることはありません。
時間は決して後戻りはしないのです。
あなたは過去の感情に縛られてはなりません。
過去の感情は忘れなければなりません。
過去の感情を解き放つことが出来れば、あなたの過去は大地(土台)としてあなたに多くの実りをもたらすことでしょう。
過去を考えれば考える程に、心は空虚感に襲われます。
それは過去が既に過ぎ去ったものだからです。
あなたの豊かさは、あなたの進む先にこそ存在しているのです。
しかしながら、あなたにとって過去はとても大きなものでしょう。
その感情を忘れることは難しいことです。
しかしながら、捉われてしまってはどのような実りも手にすることは出来ません。
過去の感情を解き放ち、それを忘れてしまいましょう。
そうすれば、あなたの過去はあなたにとってとても価値のあるものになるのです。
過去を「今」に持ち込んではなりません。
過去は過去、「今」は「今」というスタンスが、枯れ葉と果実の役割りをしっかりと隔て、より多くの豊かさを生み出すことになるのです。
過去に捉われてはなりません。
過去の感情を捨て去りましょう。
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