あなたは、使命を以(もっ)て生まれました。
あなたには、果たすべき仕事があるのです。
あなたは、大切な役割を担っているということを理解しなければなりません。
この世界において、無駄な存在はありません。
この世界において、無駄な人物は存在しません。
この世界において、無駄は存在しないのです。
すべてに意味があり、すべてが価値を持つのです。
あなたには、生まれた意味があり、生きる価値があるのです。
そのことを理解しなければなりません。
多くの人は、自らの使命を忘れています。
自分の果たすべき仕事も、担っている大切な役割も知らずに暮らしているのです。
そして、自分の意味と価値を見失っているのです。
人は、思い込みの中で生きています。
すべての人の現実は、真実ではありません。
すべての現実は、思い込みに過ぎないということを知らなければならないのです。
あなたが真実だと考えている現実は、思い込みによる虚像に過ぎません。
すべての人は、虚像を生きているのです。
すべての人が弱さを抱えています。
すべての人が無知であり、未熟です。
すべての人が自分にとって都合の良い世界を求めています。
すべての人が幸福を追い求めているのです。
そのため、すべての人は自分の信じたいことを信じます。
それが真実だろうが、虚像だろうが関係のないことです。
自分の都合に合わせて、現実を折り曲げるのです。
すべての人は、現実を自分の都合の良いように解釈し、歪めます。
そして、自分に都合の良いように歪められた現実を、自分にとっての真実として信じるようになるのです。
それが、歪められた現実であろうとも、一度信じたのであれば、それを真実だと思い込むのです。
誰に何と言われようが、虚像が自分にとって唯一の真実となるのです。
真実を歪め、虚像を信じるとなれば、人生には乏しさが導かれます。
それは、虚像を信じることによって、自らの使命を見誤るということだからです。
残念ながら、人生はあなたにとって都合の悪い場所です。
人生があなたにとって都合の悪い状態が自然です。
人生があなたに都合が良いとすれば、それが不自然な状態であるということに気が付かなければならないのです。
人生とは、学び、成長するための時間です。
学びも成長も、あなたにとって都合の悪いことからしか得られないのです。
都合が悪いために、考えなければならず、工夫しなければなりません。
都合が良ければ、何も変える必要がないのです。
都合の良い状態では、現状を維持するだけで、それ以上に成長する必要がありません。
現状を維持するだけでは、無知と未熟を維持することになるのです。
それでは、以て生まれた使命を知ることは出来ないのです。
あなたは、自らが自分の信じたいことを信じているということを理解しましょう。
真実である現実を、自分の都合の良いように歪めているということに気が付かなければならないのです。
あなたは、自らの信じている現実を疑いましょう。
本当にこのままで良いと思いますか?
このままの人生で満足ですか?
あなたには、やらなければならないことがあるはずです。
遺さなければならないものがあるはずなのです。
自分自身に問い掛けてみましょう。
明日、死を迎えても構いませんか?
後悔はしないでしょうか?
やりたいことはやりましょう。
人生とは、都合の悪い状況下において、やりたいことをやり遂げる場所なのです。
やりたくもないことを続けても、使命を果たすことは出来ません。
やりたくもないことに努力を続けたとしても、人生における仕事を果たすことは出来ないのです。
信じたくないことも信じなければなりません。
真実とは、あなたにとって都合の悪いものです。
そのため、あなたは真実を否定します。
しかしながら、都合の悪い真実こそが、あなたにとって価値のあるものなのです。
何を信じるのか?を考えなければなりません。
虚像を信じてはなりません。
0 件のコメント:
コメントを投稿