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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2018年3月8日木曜日

足りない学び

人生の目的は成長することです。
すべての人が成長するために人生を生きているのです。
すべてが成長のための学びです。
何一つとして無駄はありません。
何一つとして無意味なものは存在しないのです。
あなたは、人生におけるすべての経験が成長のための学びであり、それが最善であるということを理解しましょう。
すべてが、あなたにとっての最善なのです。
あなたが受け取るべき経験なのです。
それがどのような経験であろうとも、あなたに相応しいのです。
すべては成長のためです。
それ以外の理由はありません。
人生があなたを苦しめようとしているのではありません。
人生には、あなたを苦しめる理由がないのです。
人生は、あなたの成長を望んでいます。
そのために、最善の学びを導いているのです。
最善を苦しみとして受け取っているのは、あなた自身です。
あなたが良いと思った行為も、相手には伝わらないことがあります。
それと同じことが、人生とあなたの間でも実現しているのです。
人生は、あなたに相応しく、最善の学びを導きます。
しかしながら、あなたはそれを最善の学びだとは思いません。
あなたにとって、それは苦しみを生み出す問題でしかないのです。
人生は、あなたよりもあなたのことを理解しています。
人生は、あなたを客観していますが、あなたは主観しているのです。
主観している時、人は状態に捕らわれます。
それは、写真のように、一場面だけを切り取った情報によって、結論を導くようなものです。
客観している時、人は一連の流れを見ています。
それは、映像のように、連続する場面から得た情報によって結論を導くようなものです。
主観している人は、物事の本質を見極めることが出来ません。
それは、本質が前後関係に由来(ゆらい)しているからです。
一場面だけを見て、本質を見極めることの出来る人はいません。
友の厳しい言葉を誤解する人は多いのです。
友は、あなたの成長を思って苦い言葉を吐くのです。
自分のためを思うのであれば、あなたを承認(しょうにん)するだけなのです。
自分を守ろうと思えば、人は甘い言葉を吐くのです。
甘い言葉は、その時には優しいですが、後に冷酷(れいこく)となります。
苦い言葉は、その時には冷酷ですが、後に優しいのです。
本質を簡単に理解することは出来ません。
本質を理解するためには、それを理解するまで学び続けなければなりません。
厳しい言葉も、甘い言葉も、その本質を知るためには、その言葉を聞き続けなければならないのです。
大切なのは、成長することです。
すべては、成長のために導かれます。
雨は天からの恵みです。
しかしながら、雨も地に染み込まなければ、樹を潤すことはありません。
樹にとって、雨が恵みとなるためには、地に染み込んで、根に届かなければならないのです。
雨は、地に染み込む程に振らなければなりません。
雨の量が十分なのかは、樹にも分かりません。
それと同じように、学びは天から降りますが、それが足りているのか?ということは、あなたには分からないことなのです。
自分が足りていると思ったとしても、大抵の場合は足りていません。
学びが導かれるのだから、足りてはいないのです。
不満を抱き、文句を吐くのは、足りていると思い込んでいるためです。
しかしながら、足りてはいないのです。
あなたが学び終えたと思っても、学びが導かれるのであれば、学び終えてはいません。
必要な分だけ学びは導かれるのです。
雨が多ければ、樹は大きく育つことが出来ます。
学びが多ければ、人は大きく育つことが出来るのです。


勝手な判断を下すことなく、目の前に導かれる学びに対して謙虚(けんきょ)に生きましょう。

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