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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2020年2月1日土曜日

心の歪み

すべての人は人生に目的を以(もっ)て生まれます。
すべての人は、人生の目的を果たさなければならないのです。
人生の目的を無視することの出来る人はいません。
どのような人物であろうとも、人生の目的を果たさなければならないということを理解する必要があるでしょう。
人生の目的は、人それぞれに異なります。
人は、自分だけの目的を以て生まれるのです。
他者を目指すことは間違っています。
他者から学ぶことは良いことですが、他者を目指すことは間違っているのです。
あなたが目指すべきは、自分自身だけなのです。
自分自身に辿り着かなければ、人生の目的を果たすことは出来ないのです。
他者に辿り着くことは出来ませんが、他者を目指したところで、人生の目的を果たすことは出来ません。
人は、自分自身に成らなければ、人生の目的を果たすことは不可能なのです。
あなたは、そのことを覚えておかなければならないのです。
大切なのは、自分自身に成ることです。
これは、あなたの人生です。
あなたが自分自身でなければ、果たすことは出来ないものなのです。
残念ながら、多くの人は、自分自身を放棄します。
多くの人は、自分自身に成ることを放棄し、他者に成ろうとするのです。
それは、自分自身に近付いている他者を見て、無意識の内に憧れを抱くからです。
本当は、自分自身が自分自身に近付かなければならないのに、他者が他者の自分自身に近付いていることを、自分自身が自分自身に近付いていると錯覚(さっかく)するのです。
他者に憧れを抱くことは、他者の状態に憧れを抱いているのです。
しかしながら、いつの間にかに他者の状態にではなく、他者に憧れを抱くようになり、他者に成ろうとするようになってしまうのです。
あなたは、自分自身を目指さなければなりません。
自分自身に成ることだけが、あなたの人生に豊かさを実現します。
あなたは、人生の目的を果たし、豊かに生きるために生まれました。
あなたは、空しく生きるために生まれたのではないのです。
人生における豊かさとは、必要を受け取ることです。
贅沢(ぜいたく)な暮らしのことではないということを理解しておきましょう。
不幸であっても、病気であっても、貧(まず)しくても、必要を受け取ることが出来れば豊かなのです。
幸福であっても、健康であっても、裕福であっても、必要を受け取ることが出来なければ、豊かではないのです。
自分自身でなければ、あなたが必要を受け取ることは出来ないのです。
自分自身でなければ、人生は豊かではないのです。
あなたは、そのことを覚えておかなければなりません。
しかしながら、自分自身に成ることは容易(ようい)ではありません。
なぜなら、すべての心は歪んでいるからです。
心が歪んでいれば、自分自身への扉が歪んでいるようなものです。
心が歪んでいるのであれば、自分自身へと辿り着くことが出来ないのです。
残念ながら、心が歪んでいれば、自分自身に成ることは出来ません。
あなたは、心の歪みを解決しなければなりません。
心の歪みを解決するためには、心の歪みを封(ふう)じ込めてはなりません。
残念ながら、多くの人は、心の歪みを矯正(きょうせい)しようとして、それを押さえ込もうとします。
押さえ込んで、動けなくすれば、心の歪みが直ると信じているのです。
しかしながら、どれだけ強く押さえ込んでも、心の歪みが直ることはありません。
なぜなら、心の歪みとは、心が”毒”を含(ふく)んだ状態だからです。
”毒”を出さなければ、心の歪みは直らないのです。
心から”毒”を出すためには、愛情の手当てが必要です。
愛情を注ぐことによって、”毒”は排出(はいしゅつ)されるのです。
力尽くで無理矢理に扱えば、心は余計に歪んでしまうのです。
洗濯物を無理に絞(しぼ)れば、水分は早く抜けますが、皺(しわ)を掴んでしまいます。
それでは、もう一度洗濯し直さなければなりません。
洗濯物は、無理に絞らず、天日と風に当て、自ずと水分が抜けるのを待つのです。
そうすれば、皺を掴むこともなく、美しく仕上がるのです。
心の”毒”は、愛情を注ぐことによって抜けます。
それは、少しずつですが、確実に抜けていきます。
あなたは、焦らずに自分自身を目指しましょう。
自らの心に愛情を注ぎ、その歪みを少しずつ取り除きましょう。
心の歪みを封じ込めてはなりません。
心の歪みは、決して悪いことではありません。
心の歪みは、決して恥ずかしいことではないのです。
それは、自分自身に成るための必要です。
心の歪みによって、方向性が定まるのです。
心の歪みは、人に個性を与えるのです。
心の歪みを取り除いた時、あなたは自分自身に成るでしょう。
心の歪みを責(せ)めてはなりません。
愛情を注ぐことを忘れてはなりません。

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