すべての人生には問題が付き物です。
問題の存在しない人生というものは存在しません。
どのような人生であろうとも、問題が生じるのです。
あなたは、人生において問題を経験しなければなりません。
どのような人生においても、問題を避けて通ることは出来ないのです。
すべての人生に問題が生じます。
そして、あなたは問題から逃れることは出来ないのです。
すべての人が、問題と向き合わなければなりません。
どのように努めても、問題を避けることは出来ないのです。
あなたは、問題と向き合わなければなりません。
問題とは、あなたにとっての苦しみです。
それは、あなたにとっては辛(つら)いことなのです。
あなたは、人生において、苦しく辛いことを経験しなければならないのです。
問題と向き合うことは、誰にとっても難しいことです。
多くの人は、問題と向き合うことを嫌います。
多くの人は、問題を避けよと努めるのです。
しかしながら、問題を避けることは出来ません。
どのような方法を使い、どのように進もうとも、あなたは必ず問題と出会(でくわ)してしまうのです。
問題を避ける方法は存在しないのです。
なぜなら、あなたは問題と向き合う必要があるからです。
あなたが問題と向き合うのは、その問題の原因が自分自身であるからです。
すべての問題は、自分自身から生じるのです。
人生の原因は、自分自身であるのです。
目の前の状況に問題が導かれたというのであれば、それは、問題を引き起こす原因が自分自身にあるということなのです。
あなたは、人生の原因が自分自身であるということを理解しなければなりません。
どのような状況も、自分自身が原因として導かれた状況です。
それは、あなたに相応(ふさわ)しいのです。
しかしながら、あなたは自分自身を知りません。
あなたは、自分自身が何か?分からないのです。
自分自身が何か分からなければ、それが引き起こす状況の意味も理解することが出来ないのです。
多くの人は、問題を悪いことのように考えています。
しかしながら、問題が悪いということはありません。
寧(むし)ろ、問題は、あなたにとっては良いものなのです。
なぜなら、問題は、あなたという原因が歪んでいること、汚れていることを教えているからです。
あなたは、問題を通じて、自分自身を改める必要があるのです。
問題は、自分自身を改めるための指導なのです。
あなたは、問題によって、自分自身を改めることが出来るのです。
問題という苦しみや辛さでなければ、あなたが自分自身を改めようとは思いません。
問題を前にしても、未だに自分自身を美化し、正当化している人が多いのです。
多くの人は、自分が正しいと思い込んでいるのです。
残念ながら、あなたは正しくありません。
なぜなら、あなたは問題に苦しんでいるからです。
苦しく、辛いのは、方法が間違っているからです。
この世界の理(ことわり)に反しているから苦しく辛いのです。
この世界の理に従っているのであれば、問題は起きないのです。
理に従っているのであれば、物事は滞(とどこお)りなく展開するのです。
理に反しているからこそ、物事は滞るのです。
大切なのは、問題が物事の滞りを解消する手段であるということを理解することなのです。
問題によって、人は、現状の間違った方法を改めます。
懸命に工夫した方法は、より本質に近い方法なのです。
あなたは、自分自身を改めましょう。
偽りを手放すのです。
偽りとは、弱さのことです。
それは、汚れであり、歪みなのです。
偽りは役に立ちません。
偽りは、問題を先送りにするだけなのです。
偽りには、問題を解決する力はないのです。
問題を解決するには、真(まこと)が必要です。
真とは、強さのことです。
それは、美しさであり、素直さなのです。
真は、問題に対して、真摯(しんし)に向き合います。
問題と真摯に向き合えば、人は、自分自身を改めるでしょう。
あなたは、真を生きなければなりません。
真を選ぶようにすることが、真を生きるということです。
あなたは、偽りによって、問題を悪いものとしてはなりません。
問題の本来の役割を真によって引き出す必要があるのです。
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