あなたは、自らの魂に従わなければなりません。
あなたは、自らの魂に逆らうことは出来ません。
あなたは、自らの魂によって導かれるのです。
魂とは、心根(こころね)のことです。
あなたは、心根に背くことは出来ません。
心根は、あなたの真実を現します。
あなたは、心根を隠し通すことは出来ないのです。
心根は、状況として現れます。
あなたは、自らの心根を状況として見せられるのです。
そして、それを体験するのです。
あなたは、自らの心根を理解するために体験するのです。
それは、心根を理解し、それを改善するためです。
あなたは、心根を改善しなければなりません。
それは、心根が未熟であるからです。
未熟な心根を整え、魂を成長させる必要があるということを理解しましょう。
人生は、あなたに相応しく展開します。
人生は、あなたを現しているのです。
目の前に導かれる状況に対して、あなたは心当たりがあるでしょうか?
簡単には結び付きません。
それは、一つの結果が導かれるためには、複合的な要因が必要であるからです。
様々な原因が組み合わさることによって、一つの結果が導かれているのです。
そのため、あなたは目の前に導かれる状況が自分に相応しいとは思えずに困惑するでしょう。
しかしながら、冷静に考えてみれば、心当たりに行き着くはずなのです。
この世界には、因果の仕組みが存在しています。
原因が存在しなければ、結果は存在しません。
あなたが何かに対して不安や不満を覚えるのは、潜在的にその原因が自分にあることを知っているからです。
それは、自分に関係のないことに対しては、人は何も思うことが出来ないからです。
不安や不満を覚えるのは、それに心当たりがあるからだということを理解しましょう。
あなたの心根には、そのような状況を導く原因が存在しているのです。
あなたは、自らの心根を理解し、改善するためにそれを経験します。
そのため、あなたは問題を避けることは出来ません。
苦しみは避けられないのです。
あなたは必ず問題を導き、必ず苦しみます。
それは仕方のないことです。
なぜなら、それが最善だからです。
自分の未熟さを知り、それを繰り返さないようにする必要があるのです。
あなたを育むために、すべての状況が導かれているのです。
あなたは、すべての状況に意味があり、価値があるということを忘れてはなりません。
都合の良いことばかりを求めてはなりません。
楽しいことを楽しむことなど、愚者(ぐしゃ)にも行えるのです。
都合の悪いことをも受け入れる勇気が必要なのです。
苦しいことを楽しむことは、賢者(けんじゃ)にしか行えません。
苦しいことを楽しむことは、弁(わきま)えている者にしか行えないことなのです。
あなたは、人生が何のためにあるのか?ということを考えなければなりません。
目の前に導かれる状況に対して、感情的に向き合ってはなりません。
目の前に導かれる状況の中に意味を探し、そこに自らの心根を見出さなければならないのです。
そして、それを改善するのです。
自らの心根を改善することをせずに、問題を解決することは出来ません。
多くの人は、環境や他者(人間関係)を変えることによって、問題が解決すると考えています。
しかしながら、それが安易な発想であることは、経験を通じて理解するのです。
環境や他者(人間関係)を変えたところで、あなたの抱える問題が解決することはありません。
あなたは別の環境や他者(人間関係)によって、同じ問題を抱えるでしょう。
人生は、あなたに相応しく展開します。
あなたに関わりの無い状況はありません。
目の前に導かれている状況を深く考察しなければなりません。
状況の中で複合的に重なった原因を解き明かすのです。
そして、心根を改めるのです。
改めるべき心根は幾つも存在しています。
焦ることなく、目の前の問題に向き合いましょう。
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