あなたは、本質を見極めなければなりません。
本質を見極めることは、何よりも大切な作業なのです。
それは、目の前に導かれている状況の意味を見出す作業だからです。
本質を見極めることによって、学びを得ることができます。
学びを得ることは成長へと繋がり、成長は人生の豊かさへと繋がっているのです。
大切なのは、本質を見極めようとする姿勢です。
あなたは、目の前に導かれた状況の本質を探らなければなりません。
本質とは、物事の深部に存在します。
本質を見極めるためには、物事の深部を見なければなりません。
そのためには、全体性を見る必要があるのです。
すべての状況は、全体性の一部に過ぎません。
あなたは、目の前の状況の中に全体の一部を見ているのです。
多くの人は、全体の一部によって、状況の意味を考えます。
どのような意味も、全体の一部によって得ることはできません。
意味を得るためには、一部の連なりである全体を見る必要があるのです。
全体を見ることができなければ、それが何であるのかを理解することはできません。
深部を見るということは、全体を見るということなのです。
そのため、全体を見ることができれば、深部を見ることができるということなのです。
あなたにできることは、一部を繋げていく作業です。
現状において見ることができる一部を繋げていくことによって、全体像を構築するのです。
一部を繋げていけば、やがて全体像に近付いていきます。
しかしながら、ただ繋げていくだけであっては、それが何であるのかを理解することはできません。
そのため、あなたは想像力を働かさなければなりません。
想像力を働かせ、全体像を本質へと近付けていくのです。
ただ、繋げただけではなりません。
意味のある繋ぎ方をしなければならないのです。
意味のある繋ぎ方とは、美しいのです。
あなたは、一部が美しく繋がるように並べ替えなければならないのです。
美しさとは、愛情のことです。
愛情とは、原則(げんそく)のことなのです。
それは、この世界の理(ことわり)です。
あなたは、愛情に根差した解釈をしなければならないのです。
この世界の理は、決して偏ることをしません。
愛情とは公平なものであり、美しいのです。
あなたは、一部を公平に繋ぎ合わせなければならないのです。
自分に都合の良いように繋ぎ合わせてはなりません。
人生には、あなたの都合の良いこともあれば、都合の悪いこともあるのです。
それが自然であり、原則なのです。
全体性とは、陰陽の交わりです。
陰だけの全体性は存在しません。
陽だけの全体性も存在しないのです。
陰陽が交わり、公平なバランスを保っている状態が本質なのです。
あなたは、自分にとって都合の良いように見てはなりません。
また、自分にとって都合の悪いように見てもならないのです。
本質とは、あなたに都合の良いようにも、悪いようにも見えるものなのです。
本質は、自分に都合の良い時もあれば、都合の悪い時もあるということを覚えておきましょう。
そうすれば、偏ることもないでしょう。
人生には、良いことばかりではありません。
悪いこともあるのです。
それが人生の本質です。
想像力を働かさなければなりません。
本質は決して、都合の良いものではないのです。
偏った見解に捕らわれてはなりません。
離散した一部を、愛情に従って繋ぎ合わせ、本質を得ましょう。
全体性を見失ってはなりません。
自分に都合良く考えてはなりません。
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