あなたは、自分の人生を歩まなければなりません。
これは、あなたの人生なのです。
あなたは、自分の人生を歩みます。
あなたは、他の誰の人生も歩むことは出来ません。
他の誰も、あなたの人生を歩むことは出来ないのです。
人は、それぞれの道を歩むのです。
その道は決して交わりません。
あなたも、他の人も、自分の人生だけを歩むのです。
あなたにはあなたの道があり、他の人にはその人の道があるのです。
あなたは、そのことを心得ておきましょう。
決して、他の誰かと共に歩もうとしてはなりません。
それは、叶わないからです。
あなたは独りで歩まなければならないのです。
人生とは、孤独な道のりであるということを覚えておかなければなりません。
誰も、連れて行くことは出来ません。
誰にも、連れて行かれることはありません。
あなたはあなたの道を独りで歩み、他の人は自分の道を独りで歩むのです。
そのことを弁(わきま)えていなければ、あなたは自分の道を見失うでしょう。
あなたは自分の人生を見失い、苦悩に彷徨(さまよ)うことになるのです。
苦悩に彷徨っている人は、自分がどこを歩んでいるのかを知りません。
苦悩に彷徨っている人には、道が見えないのです。
多くの人は、自分の姿を知りません。
多くの人は、足元でさえ見ることが出来ないのです。
暗闇に包まれている人が、どうして歩むことが出来るでしょう?
暗闇に包まれている人は、その場にうずくまるのです。
そこには苦悩と乏しさがあるのです。
あなたは、自分の人生を歩まなければなりません。
これは、あなたの人生なのです。
他の誰も連れて行こうとしてはなりません。
他の誰にも、付いて行こうとしてはなりません。
あなたは自力によって、自分の人生を歩まなければなりません。
あなたが自力によって、自分の人生を歩もうと決意した時、そこには光が降り注ぐということを覚えておきましょう。
人が自分の人生を歩もうとする時には、陽の光の下を歩むのです。
自ら歩もうとする者が、闇夜に出掛けることはないのです。
しかしながら、多くの人が苦悩を覚えているのは、自ら歩もうとしてはいないからです。
誰かと共に歩もうとし、誰かに連れられて歩もうとするのです。
それは、あなたを闇夜に誘(いざな)うのです。
自分で決める時には、陽の光の下を歩むことが出来ます。
しかしながら、自分で決めなければ、闇夜を歩むことになるのです。
あなたは、そのことを覚えておかなければなりません。
他の人を連れて行くことは出来ません。
他の人が腰を下ろして休むのであれば、その人を休ませておかなければなりません。
あなたが歩もうとするのであれば、腰を下ろして休んでいる人は置いて行きましょう。
あなたはあなたの道を歩み、他の人は自分の道を歩むのです。
これを軽薄(けいはく)だと思ってはなりません。
疲れて休みたい者に鞭打(むちう)つことの方が軽薄であるということを理解する必要があるのです。
自分を尊重し、相手を尊重することが出来なければ、陽の光の下を歩むことは出来ないのです。
人生とは、それぞれの道です。
それは、決して交わることがありません。
あなたは独りで歩み、他の人も独りで歩むのです。
それが自然であるのです。
寂しさは、闇夜を歩むことによって生まれます。
陽の光の下を歩めば、寂しさは生まれないのです。
寂しさがあって闇夜を歩むのではありません。
闇夜を歩むから寂しいのです。
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