多くの人は、自分が何をしているのかを知りません。
多くの人は、自分が何者であるのかを知らないのです。
自分が何者であるのかを知らなければ、自分が何をしているのかも理解することは出来ません。
人には、それぞれに役割が与えられています。
人生を豊かなものにするためには、与えられた役割を果たす必要があるのです。
与えられた役割を果たすことがなければ、豊かさは実現しないのです。
与えられた役割を果たすためには、その役割が何であるのか?ということを理解しなければなりません。
そのためには、自分が何者であるのか?ということを知る必要があるのです。
自分が何者であるのかを理解するためには、自分が何をしているのか?ということを知ることなのです。
残念ながら、あなたは自分が何をしているのかを知りません。
あなたは、既に躓(つまず)いているのです。
そのことを理解しておかなければなりません。
あなたは、自分の行為を理解していると思い込んではなりません。
あなたには、何も分からないのです。
あなたは、自分が何をしているのかを、その時には知ることが出来ないのです。
あなたが自分が何をしているのか?という問いの答えは、後になって知ることが出来るのです。
それは、状況という結果によって知ることが出来ます。
あなたは状況という結果を受け取ることによって、自分が何をしたのか?ということを知ることが出来るのです。
あなたは、自分が何をしているのかを知ることが出来ません。
しかしながら、後に自分が何をしたのか?ということを知ることが出来ます。
あなたは、受け取る状況から学ばなければなりません。
あなたは、受け取る状況によって、自分が何者であるのかを学ぶことが出来るでしょう。
そして、受け取る状況によって、自らに与えられた役割を知ることが出来るのです。
自らに与えられた役割を知ることができれば、それを果たすために力を尽くせば良いだけです。
あなたが考えている自らの役割と、この世界の求めるあなたの役割には大きな隔(へだ)たりが存在しています。
あなたが、自分が何をしているのかを知らないように、自分の本当の役割が何であるのかを知らないのです。
あなたの考えている自らの役割とは、過去を参考にした思い込みの役割に過ぎません。
それは、少ない情報と小さな見解によって導き出された答えに過ぎないのです。
そのような方法によって導き出された答えが正しい訳がないのです。
正しい答えを導き出すためには、多くの情報と大きな見解を必要としています。
情報は多い方が正解に近付きます。
見解は大きい方が正解に近付くのです。
結論を急いではなりません。
あなたは、自分が正しいと思い込み、自らの行為を正当化してはなりません。
あなたに求められているのは、より良い行為なのです。
自らの行為を正当化しているのであれば、より良い行為を選択することは出来ません。
情報が増えるに従って、あなたはより良い行為を選択することが出来ます。
見解が育まれるに従って、より良い行為を選択することが出来るのです。
あなたに求められているのは変化です。
あなたは、自らに与えられた役割を果たすのに相応しい形に変化していく必要があるのです。
自分が正しいと思い込んでいる人には、自らに与えられた役割を果たすのに相応しい形に変化していく態度はありません。
自分が正しいと思い込んでいる人は、変化することが出来ないのです。
自分が正しいと思い込んでいる人は、与えられた役割を果たすことが出来ません。
自分が正しいと思い込んでいる人は、豊かさを実現することが出来ないのです。
あなたの思い込んでいる豊かさと、この世界の提供する本当の豊かさは異なります。
そこには、大きな隔たりが存在しているのです。
多くの人は、本当の豊かさを知りません。
多くの人は、本当の幸福を知りません。
多くの人は、本当の喜びを知りません。
多くの人は、本当の満足を知らないのです。
自分を正しいと思い込む自惚(うぬぼ)れを手放しましょう。
傲慢(ごうまん)に陥(おちい)ってはなりません。
あなたが傲慢を手放す時、状況によって、自分が何をしたのか?ということを明確に理解することが出来るでしょう。
謙虚(けんきょ)でありましょう。
自分が何をしているのかを知らないということを受け入れましょう。
そうすれば、多くのことが見えるようになるでしょう。
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