世界の意図

すべては、成長を目的としています。

この世界に存在するすべては、成長を目指しているのです。

すべては、より良く成るためです。

すべては、より良く成るのです。

あなたは、そのことを覚えておかなければなりません。

すべての経験は、より良く成るための学びです。

この世界においては、悪く成るために導かれることはありません。

それで悪く成るというのであれば、悪くしたということなのです。

人は、作為によって物事を悪くします。

それは、人が未熟な存在であるからです。

未熟な存在であるあなたの認識は歪んでいます。

白を黒としたり、真を偽りとしたりするのです。

人は、作為によって自然を歪め、不自然を実現するのです。

多くの人が求めるものは不自然です。

それは、より良く成ることを阻害します。

不自然を求めることによって、人生は乏しさを得るのです。

人生に豊かさを求めているのであれば、自然を求めることなのです。

それは、自分自身が自然体であるということなのです。

あなたが自然体であれば、この世界の意図を理解することが出来るはずです。

この世界は、あなたの成長を助けています。

すべては、あなたが成長を実現するためなのです。

そのことを、受け入れる必要があるのです。

すべては、より良く成るためです。

そして、すべてはより良く成るのです。

目の前に導かれるどのような状況も、あなたや人生をより良くするためです。

この世界は、あなたの成長を目的としているのです。

あなたは、問題や苦しみを嫌ってはなりません。

問題や苦しみにも、意味があり、価値があるのです。

意味があり、価値があるものを蔑（ないがし）ろにしてはなりません。

あなたは、この世界の目的を忘れてはなりません。

この世界は、あなたをより良くします。

すべては、より良く成るために導かれるのです。

例えば、問題によって人生は良く成ります。

一見すると、問題は人生を悪くするように思えます。

確かに、一部だけを切り取って見れば、問題は人生を悪くするようにも思えます。

しかしながら、全体を通じて見た時には、成長のために問題が必要不可欠であるということを理解することが出来るのです。

問題を蔑ろにすれば、成長を実現することは出来ません。

なぜなら、問題とは、自分が気が付かない視点（盲点）だからです。

未知こそが、問題です。

知らないから問題と成るのです。

問題と向き合うということは、知らないことに向き合うということなのです。

知らないために、問題が生じるのです。

問題と向き合うということは、知らないことを知ることが出来るということなのです。

人は、知らないことを知ることによって成長することが出来るのです。

そのため、問題によって人生は良く成るのです。

あなたは、安易に問題を拒絶してはならないのです。

問題とは、より良く成るための学びです。

そして、問題によって、より良く成るのです。

問題は苦しみを導きます。

もちろん、苦しみにも意味があり、価値があります。

それは、より良く成るための学びなのです。

苦しみによって、人は直るのです。

あなたの偏（かたよ）って、歪んだ考えは、苦しみによって矯正（きょうせい）されます。

苦しまなければ、人は偏りや歪みに気が付かないのです。

しかしながら、苦しめば、それに気が付くことが出来るのです。

苦しみによって、人は直るということを覚えておきましょう。

すべては、より良く成るためです。

すべてが成長のための布石（ふせき）なのです。

自然体で受け止めましょう。

作為によって、自然を歪めてはなりません。

問題や苦しみは、あなたが成長を実現するためには、とても大切なものなのです。

世界の意図を汲（く）み取らなければなりません。