人生は、目的地へと歩みを続ける道程(どうてい)です。
人は、目的地へと歩み続けなければなりません。
すべての人は、目的を持って生まれました。
すべての人は、目的を果たさなければなりません。
目的を果たすことは、目的地へと辿り着くことなのです。
しかしながら、人は目的を見失います。
人は、目的地がどこにあるのか分からないのです。
しかしながら、歩みは続けなければなりません。
それは、人生に与えられた時間が有限だからです。
人は、時間を無視して歩むことは出来ません。
すべての人に死が必ず訪れるように、人生の終わりも必ず訪れるのです。
あなたは、限られた時間と命の中で、人生の目的を果たし、目的地へと辿り着かなければならないのです。
歩みを止めることは出来ません。
あなたは、前に進むことが義務付けられているのです。
立ち止まることは許されています。
しかしながら、立ち止まることは苦悩を導きます。
それは、呼吸を止めているようなものだからです。
いつまでも、呼吸を止め続けることが出来ないように、立ち止まり続けることは出来ません。
息をするように、歩みを続けなければならないのです。
立ち止まることが許されている人生の道程であっても、引き返すことは許されていません。
どのような一歩を踏み出したとしても、その一歩をなかったことにすることは出来ないのです。
一歩を踏み出せば、そこから次の一歩を踏み出す以外には方法がないのです。
人生には、やり直しはきかないのです。
あなたは、人生の道程を後戻りすることは出来ないのです。
あなたは、現状を否定することは出来ません。
それは、あなたが踏み出した一歩であるからです。
人は、自らの選択を悔(く)います。
自らが踏み出した一歩を後悔するのです。
それは、大きな理想を抱えているためです。
人は、理想を実現することを望みます。
しかしながら、理想が実現することはありません。
なぜなら、あなたは自らが理想とする道程を歩むことが出来ないからです。
それは、あなたが未熟であるからです。
未熟者には、理想を実現する力が無いのです。
あなたは必ず失敗します。
あなたは踏み間違えるのです。
しかしながら、一度出した足を取り消すことは出来ません。
踏み出した一歩は現実として、人生に刻まれるのです。
否定したとしても、現実が変わることはありません。
現実は、現実のままで人生に存在し続けるのです。
現実を変えるためには、次の一歩を踏み出さなければなりません。
次の一歩を踏み出すことこそが、否定したい現実を塗り替えるのです。
あなたは、時間を遡(さかのぼ)ることは出来ません。
人生をやり直すことは出来ないのです。
現実を受け入れ、それを改める以外には方法がありません。
過去を惜しんでくよくよと時間を過ごしてはなりません。
時間は有限なのです。
それを無駄にすることは出来ないのです。
あなたはすぐに次の一歩を踏み出さなければなりません。
次々に一歩を踏み出し、後悔の一歩を修正しましょう。
人生は、有終の美を結び終えれば良いのです。
過程も大切であることに違いありませんが、未熟であるあなたが過程を気にする必要はありません。
人生は、目的地へと辿り着くことが出来れば良いのです。
軌道修正を繰り返しながら、目的地へと向かいましょう。
目的を見失い、目的地が分からない状態では、そのように歩むしかないのです。
過去に戻ることは出来ません。
それは、過去に戻る必要が無いということなのです。
あなたは、次の一歩のことを考えましょう。
その一歩は、より目的地へと近いからです。
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