大切なのは問題を未然に防ぐことです。
問題を問題としないことが求められるのです。
あなたが受け取るものに無駄なものはありませんが、どのようなものも必要よりも多くを受け取る必要などないのです。
「余計なもの」をわざわざ受け取る必要はないのです。
人生は必要によって満たされていますが、その必要には適量というものがあるのです。
必要な量を超えてしまったものは過剰であり、多過ぎるものは破滅を招くということを覚えておかなければならないでしょう。
どのようなものをどれだけ受け取るのか?それはあなたが決めることができます。
それは、すべては原因によって導かれる結果であるからです。
あなたは受け取る状況に対して初めは驚くこともあるでしょう。
しかしながら、それに対応することによって、どれだけの量を受け取るのかを決めることができるのです。
人生は自分自身の選択によって築くことができます。
あなたが何を求めるのか?によって、何が得られるのかが決まるのです。
人生が自分の思い通りにならないなどと考えてはなりません。
あなたがそうとは思わなくても、人生は自分の思いのままに形作られていくのです。
あなたがそこにいるのは、あなたがそこにとどまったからに他なりません。
あなたがそれを手にしているのは、あなたがそれに手を伸ばしたからです。
あなたがそれを手にしていないのは、あなたがそれに手を伸ばさなかったからなのです。
それ以上でも、それ以下でもありません。
あなたがどのように思っていようとも、自分自身の原因の生み出した結果が現状であるということを理解しなければならないのです。
あなたはその事実を受け入れなければなりません。
それを受け入れることができなければ、あなたの人生は理想に対して更にかけ離れてしまうということを知らなければならないのです。
人生(現状)の成り立ちを理解することができなければ、どのように足掻いたとしても、自身の掲げる理想を手にすることはできないのです。
あなたの人生、目の前の現状がどのようなものであろうとも、それは自分自身によって築かれた「完全な形」であるということを理解しましょう。
人生はあなたの意思によって築かれるのです。
そこに例外はありません。
どのような状況も、自らの意思が反映されているということを忘れてはならないのです。
あなたが受け取るものは、自分自身の原因です。
あなたがそのように選択したことによって、それを受け取ったのです。
人生は自分自身の意思選択によって自由に形を変えることができます。
あなたは人生が自分自身の心の中で既に始まっているということを知らなければならないのです。
問題は常に自分自身の中に存在しているのです。
それを改善することなく、状況に現れる問題が消滅することなどないのです。
状況に問題が発生すれば、自分自身に対して原因を探し、その問題を改善するように努めなければなりません。
状況に何らかの問題が発生しているにも関わらず、自分自身を改善しようとしないのは怠慢です。
必要な働きをすることができなければ、状況はそれを問題として抱えてしまいます。
目の前の問題を解決するために働き、次の問題を発生させないように努めなければならないのです。
問題の原因を改善することがなければ、問題は新たな問題を引き起こします。
問題の原因となるものを断たなければならないのです。
問題を生み出す原因といつまでも繋がっていてはなりません。
あなたにとって問題となるものならば、それがどのようなものであれ、それを手放さなければならないのです。
問題を抱えたまま幸福を得ることはできません。
問題を問題と認識する以上は、幸福を得られないのです。
問題と幸福は両立しません。
問題は問題として、幸福は幸福として独立しているのです。
あなたは問題を問題としないということの重要性に気が付かなければなりません。
問題に対して無頓着になるなと言っている訳ではありません。
抱えている問題に対しては危機感を持っていなければならないのです。
しかしながら、必要以上に大きなものとして問題を扱ったり、必要以上に無頓着であるということも避けなければならないのです。
それが問題であると正しく認識した上で、問題に苦悩しないということが求められるのです。
あなたが求めなければならないのは、問題を解決するための力ではありません。
あなたが本当に求めなければならないのは、問題を問題にしない力であるのです。
問題が問題になれば未熟です。
必要以上の問題は必要ないのです。
問題が問題とならないことが求められます。
あなたは問題が問題とならないように努めましょう。
小さく考えてはなりません。
余計なものは抱え込まないように注意しましょう。
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