人生は選択(と決定)によって築かれます。
あなたが何を選ぶのかによって、人生は展開するのです。
あなたの選択と違う状況が導かれることはありません。
人生はあなたの意思によって築かれているということを理解しなければならないでしょう。
あなたは常に選択を迫られています。
そして、その時には必ず決めなければなりません。
あなたは選択と決定を強制されています。
それが生きるということです。
あなたが意識的に選択することは選択(決定)です。
あなたが意識的に選択しないということも選択(決定)なのです。
あなたが選ぶにしても、選ばないにしても、選択をしているという事実を理解しなければならないのです。
あなたは常に選択し、決定しているのです。
あなたは人生における状況が意にそぐわないと言うかも知れません。
人生が自分次第であるということを信じないかも知れません。
それは、あなたが自分自身のことを正当化し、美化しているからに違いありません。
残念ながら、あなたは自分自身のことを知りません。
人生が自身の意のままに存在しているということを理解することができず、不満を持っているような者には分かる訳もないのです。
自分自身の選択というものを、意識的な決定だけだと思っているのです。
決定しなかったことも決定であるということを理解してはいないのです。
多くの人は自分がしたことだけを数えています。
しなかったことは数えていないのです。
そのため、自らの理想と現実の間には隔たりが存在しているのです。
あなたは自らのしたことに加えて、しなかったことも数えなければなりません。
しなかったことも立派な決定であるにも関わらず、多くの人はそれを数えてはいないのです。
自らの功績を自慢げに掲げるのも良いですが、それは自分がしたことだけの偽善でしょう?
人生に対して、あなたがいくら偉そうに「自分はこのようにしました」と披露したところで、人生はあなたの選択と決定のすべてを数えています。
あなたが思っている功績と、人生が数えている功績が必ずしも同じではないということを理解しなければならないでしょう。
あなたが理想の状況を手に入れることができていないのは、正しく数えられていないからに他なりません。
自らの思っている功績が、事実とは違うものであるのです。
人生はあなたの選択と決定に従って、それに相応する状況を導きます。
それ以外のことを導くことはないのです。
すべての結果は、それに因(ちな)んだ原因によって導かれます。
それが狂うことは決してありません。
必要以外は存在しません。
人生が間違うことなどないのです。
あなたが人生に不満を持つのは、あなたの功績が必要に足りないからです。
あなたが不満を持つというのは、自ら自分の功績に対して、それが不足していると宣言しているようなものです。
自分は必要に達していないと公言しているようなものなのです。
人生があなたの選択以外によって築かれるということはありません。
あなたが人生に不満があるのであれば、自らを省みましょう。
あなたは見落としていることがあるはずです。
もしかしたら、それを自分では分かっているかも知れません。
既に気が付いている問題を先延ばしにし、同時に自分を正当化することによってそれから逃れようとしているのです。
しかしながら、逃げという方法ではあなたの不満が解消することはありません。
問題や壁に向き合い、それを乗り越える以外の方法では、それを成し得ないのです。
人生の道(選択)に迷う時があります。
そんな時は、自分自身に素直になりましょう。
正しいことを選択すれば、あなたは正しい道を見るでしょう。
あなたは正しい心を持たなくてはなりません。
道に迷った時にあなたを救うのは「正しい心」であるということを忘れてはなりません。
あなたは正しい選択と正しく選択しないという選択を選択(決定)しなければなりません。
あなたがしたことも、しなかったことも人生には数えられます。
すべてはあなたが築いているのです。
どのような不満も意味を成しません。
どのような状況も事実から導き出されます。
あなたがすべてを築いているということを理解し、今後の対策を考えましょう。
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