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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2015年2月13日金曜日

教育の力

人は教育によって作られます。
すべての人は意識的、無意識的に教育を受け続けています。
しかし、教育によって作られるのは判断基準(思考回路)であり、その人の人格の外観であるのです。
人は、教育によって人格の血肉を作るということを覚えておきましょう。
人格の根本には魂というものが存在します。
人格の骨格というものは魂に由来するのです。
ある対象に対して、良い印象を教育されるのであれば、人はその対象に対して笑顔の表情を浮かべるでしょう。
同じ対象に対して、悪い印象を教育されるのであれば、人はその対象に対して嫌悪の表情を浮かべるのです。
魂のレベルでは善悪を決め兼ねるものであったとしても、思考回路のレベルであっては結論に至るのです。
教育というものには、そのように人情を凌駕(りょうが)する力があるということを理解する必要があるのです。
どのように大らかな心の持ち主であろうとも、教育によって思考回路を操作されれば、どのような判断にも対応することができるということなのです。
教育によって怒りや心配を信じるのであれば、人はそのような判断基準を持つことになります。
そのため、怒りや心配を用いる必要のないものに対しても、怒りや心配によって争いや苦悩を引き起こすという結果を得ることになるのです。
それは、教育によって争いや苦悩を判断基準とする思考回路を構築されたということを示しているのです。
怒りや心配を教育されることがなければ、あなたはそれ等を簡単に判断基準とすることはないでしょう。
感謝や安心を教育されているのであれば、怒りや心配などの破滅的な選択肢が判断基準となることは難しいのです。
そのために、教育というものは重要であるということなのです。
あなたは教育の持つ力を軽んじてはなりません。
あなたが現在の思考回路によって物事を判断しているのは、教育の賜物(たまもの)もしくは弊害である可能性があるのです。
人にはポジティブな感情とネガティブな感情があって自然です。
どちらかを否定するという話ではないのです。
どちらも大切なものではありますが、その比率やタイミングが的確でなければ、人生に対して幸福や豊かさを実現することはできないということなのです。
あなたは教育によって思考します。
あなたの思考回路はどのような判断を下しますか?
あなたは人生に何を思い、何を選びますか?
あなたが不足したり、苦悩しているのであれば、その判断は間違っています。
人生がどのような窮地(きゅうち)に陥ろうとも、それに対して満足し、感謝することのできる状態こそが正しいのです。
どのようなことが起ころうとも、人生は最善を導くのです。
それは、あなたが成長するために必要な学びです。
人生が無駄なものや無意味なものを導くということはないのです。
そのために、苦しむことは間違っているというのです。
あなたが人生に対して苦しみを感じているのであれば、それは思考回路(判断基準)に原因があるということを覚えておきましょう。
間違った判断基準は、間違った結果を導くのです。
あなたは自分自身を省みなければなりません。
間違った判断基準を捨て去らなければならないのです。
そして、間違った判断基準を後世に引き継いではなりません。
あなたの教育を受ける者は、あなたと同じ判断基準を受け継ぐのです。
あなたが苦しむのであれば、あなたの教育を受けた者も同じように苦しむのです。
偉そうに講釈(こうしゃく)を垂れる者がいます。
しかし、自分自身の持つ判断基準が本当に正しいのか?
その判断基準が人生の問題を解決し、人生を豊かにし、人生の意味を解明するのか?ということを考える必要があるのです。
間違った判断基準、粗悪な思考回路を引き継いではならないのです。
そのため、人は自ら学ぶことが重要であるのです。
自らの判断基準に疑問を抱き、自分自身の未熟さを知って、毎日勉学に努めるのです。
人は教育によって作られます。
あなたは他人からの教育によって作られますが、最大の師は自分自身であるのです。
人生最大の師が自分自身であるということを忘れてはならないのです。
あなたはこのままで良いと思いますか?
判断基準が変わらなければ、選択肢も変わることがありません。
しかし、時代は移り変わるのです。
学ばない者、進歩の無い者が人生の岐路(きろ)に立つことはありません。
正しい判断基準を得ることがなければ、人生の幸福と豊かさを得ることはできません。
あなたは正しい判断基準を得るために、何が正しいことであるのか?ということを探し続けましょう。
毎日毎日、学び続けるのです。
学びを途絶えさせてはなりません。
良くも悪くも、教育の力を侮(あなど)らないように注意しましょう。

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