何が起ころうとも、動じてはなりません。
	あなたは心を収め、動揺を起こしてはならないのです。
	人生は学びの場所です。
	人にとっての学びとは困難です。
	人生には困難が付き物であるのです。
	そして、困難に立ち向かうことによって成長を得ることができるのです。
	人は学びによって成長を得る必要があるのです。
	なぜなら、それが人生の目的であるからです。
	すべての経験は成長のために存在します。
	成長に関わりのないものは存在しません。
	因果の仕組みが存在するのは何のためですか?
	あなたはなぜ、自分自身の選択の結果を受けなければならないのでしょうか?
	それは、成長するために他ならないのです。
	因果の仕組みによって受ける結果によって反省することがなければ、人は成長することができません。
	振り返って深く考えることがなければ、それがどのような意味を投げ掛けているのか?ということを理解することはできないのです。
	人が熟考するためには、冷静な心境が必要です。
	乱れた心は思考を乱すのです。
	冷静さを欠いた状態によって意味を理解することは無く、成長することも有り得ないのです。
	そのために、何が起ころうとも動じてはならないのです。
	あなたは心を収めるように努めていなければなりません。
	人生におけるすべての事柄は因果の仕組みによって導かれる当然の結果です。
	それは、原因を所有している以上、いずれは受けるべきものであるのです。
	結果から逃れることはできません。
	人は常に自らの選択(がどのような結果を導くのか?)を理解する必要があるのです。
	結果に対して一々動揺していては、進歩がないのです。
	人は学ばなければならないのです。
	慌てふためき、醜態(しゅうたい)を晒(さら)すために生きているのではありません。
	苦悩によって絶望するために生まれたのではないのです。
	様々な困難を理解によって乗り越え、幸福であり豊かな人生を生きるために生まれたのです。
	あなたはその事実を忘れてはならないのです。
	しかし、多くの人は既にその事実を忘れているのです。
	そして、人生の出来事に対して一々動揺し、ネガティブな心によって人生を選択しているのです。
	あなたが動揺したところで何になりますか?
	あなたの求める幸福や豊かさが、動揺することによって僅(わず)かでも実現するでしょうか?
	あなたが動揺した時には、すぐさま不幸と乏しさが実現するのです。
	人は心を大切にしなければなりません。
	心と共に生きるのです。
	心は具体的な形を持ちません。
	そのために、知恵の浅い者には理解することができません。
	形のあるものをすべてだと思い込むのは悪い癖です。
	この世界には、具体的な形を持たないものの方が圧倒的に多いというのに、愚かな考えに従ってはならないのです。
	自分が知っていることだけを受け入れるというのは愚かな考えです。
	あなたは予想だにしない事態を受け取ります。
	予想することができないのだから、それは知らないことです。
	しかし、現実にそれは起こります。
	人生が思い通りに進むなどとは考えない方が良いでしょう。
	なぜなら、あなたは未熟であるからです。
	未熟であるあなたの考えと、世界を支配する真理の考え(因果の仕組み)のどちらが正しいというのでしょう?
	あなたは人生を信頼する必要があります。
	あなたの受け取るすべての状況は、あなたにとって大切な学びです。
	真理がそれを決めるのです。
	動揺する必要はありません。
	あなたは穏やかな心によってすべてを受け入れましょう。
	何が起ころうとも、動じてはなりません。
	動揺を起こしてはなりません。
	静かにありましょう。
	
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