人が人生を豊かに生きるためには、信仰心が必要です。
	これは、宗教に対する信仰心ではありません。
	お金に対する信仰心でもありません。
	あなたは、人生における出来事に対する信仰心と、自分自身に対する信仰心を持たなければならないのです。
	多くの人は人生に対する信仰心と、自分自身に対する信仰心を持たずにいます。
	多くの人が自分の人生と自分自身
	を信じることができないのです。
	そのために、疑心を所有し、苦悩を得るのです。
	あなたは自分の人生を信じていますか?
	自分自身を信じたことがありますか?
	あなたが不満や不安や恐怖を大切にしているというのであれば、あなたはそれ等の破滅的な感情を信仰しているのです。
	不満が導くものは争いです。
	不安が導くものは悩みです。
	恐怖が導くものは苦しみです。
	あなたがこれ等を信仰している(考えている、思っている)のであれば、得られるものは不幸な結果であるということなのです。
	人は、自らの信仰を実現します。
	愛を信仰している者は愛を実現します。
	その言動は愛に根差したものになるのです。
	あなたは自分自身が何を信仰しているか?を考える必要があります。
	金を信仰している者は、金のために働きます。
	金のためであれば、何でも実現するのです。
	宗教を信仰している者は、宗教のために働きます。
	宗教のためであれば、何でも実現するのです。
	何を信仰しているか?ということが大切です。
	人生の大半は信仰によって決まるのです。
	覚えていなければならないのは、人が未熟であるということです。
	人は未熟であるために、判断を間違えます。
	人は間違った判断によって、苦しみを得るのです。
	信仰心は、人の判断によって成り立ちます。
	人は信仰の対象を自分自身の判断によって決めるのです。
	人が未熟であるなら、信仰の対象が間違っているということが言えます。
	あなたは、自分の信仰するものが正しいと思いますか?
	ならば、なぜあなたは不満や不安や恐怖を覚えるのですか?
	あなたはなぜ、苦悩を抱えているのでしょうか?
	それは、信仰の対象が間違っているということを証明しているのです。
	正しい信仰は豊かさと幸福を導きます。
	正しい信仰は常に喜びに通じているのです。
	人生には様々なことがあります。
	あなたはそれを信じることができますか?
	多くの人は、自分にとって不利なことに対して否定します。
	なぜ、否定するのでしょう?
	それは、その状況が自分にとって大切なものであるということを信じていないからです。
	そして、その問題を乗り越えていくことができる自分であるということを信じてはいません。
	人は、状況と自分を否定するのです。
	人生は成長の場所です。
	しかし、あなたは未熟です。
	未熟なあなたはどのように成長すれば良いのか分かりません。
	そこで、人生が因果の仕組みを使って、あなたに最善の経験を導くのです。
	あなたにできることは、目の前の状況を信じることです。
	そして、自分自身を信じることなのです。
	すべてが必要によって満たされています。
	自分の人生と自分自身に対して信仰心を持たない者には、この理(ことわり)を理解することはできませんが、目の前の状況や自分を否定することによっては幸福を得ることはできないのです。
	そのために、否が応でも最終的には信じる以外に方法はないのです。
	自分の人生に対して、自分自身に対しての信仰心を忘れてはなりません。
	他人や何かがあなたを救うことはないのです。
	あなたを救うのは、自分自身であり、自分の人生であるのです。
	最も大切な信仰の対象を蔑(ないがし)ろにしてはなりません。
	
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