このブログについて

「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2018年7月28日土曜日

円滑

人生は、目的を果たすための旅路です。
あなたは、人生の目的を果たすための道を歩んでいるのです。
あなたは、歩まなければなりません。
あなたに求められるのは、歩みを確実にすることなのです。
人生における豊かさとは、歩むことです。
人は、歩んでいる時に豊かさを覚えることが出来るのです。
歩みを止め、停滞している時には、人生に対して乏しさを感じてしまうのです。
大切なのは、歩み続けることです。
しかしながら、歩み続けることは容易ではありません。
なぜなら、人は未熟であるからです。
未熟というのは、歪んでいるということです。
人は、未熟であるために、歪んでいるのです。
それは、角が立っているということなのです。
そして、不足を抱えているということでもあるのです。
人は、過剰と不足によって未熟であるのです。
成長とは、円満に近付くということなのです。
あなたは、過剰を削り、不足を埋める必要があります。
それは、丸いものは円滑に進むからです。
道を進むための最適な形は、球体です。
丸い程に、円滑に進むことが出来るのです。
角が立てば、その歩みは騒がしく、その進みは遅いのです。
それは、角によって抗力(こうりょく)が生じるからです。
丸い岩を運ぶことは難しい仕事ではありません。
それは、角が立たず、抵抗が少ないからです。
しかしながら、同じ大きさの四角い岩を運ぶことは容易ではありません。
それは、角が立ち、抵抗が多いからです。
丸い岩なら転がせば良いですが、四角い岩は転がすことが出来ません。
四角い岩を運ぶためには、多くの労力と時間を必要とするのです。
大切なのは、角を取り除くことです。
過剰を削り、不足を埋めるのです。
丸いものは、静かに素早く進みます。
しかしながら、四角いものは騒がしく、その進みは遅いのです。
あなたが丸くあれば、人生は円滑に進みます。
あなたは、人格を丸くしなければならないのです。
人格を丸くするためには、謙虚(けんきょ)でなければなりません。
謙虚さを大切にしない者には、過剰を削り、不足を埋めることは出来ないのです。
それは、謙虚さによって、現状を否定することが出来るからです。
成長するためには、現状を否定する必要があります。
現状を肯定(こうてい)するのであれば、過剰を削り、不足を埋めることは出来ないのです。
それは、傲慢(ごうまん)によって、現状を認めてしまうからです。
傲慢な者は、過剰と不足を肯定します。
傲慢な者は、それを好ましいと思うのです。
多くの人にとっての人生の目的は、目の前の快楽を貪(むさぼ)り、苦悩と”寄り添う”ことなのです。
多くの人は、目の前の快楽と苦悩を好みます。
矛盾しているように聞こえるかも知れませんが、多くの人は、矛盾しているのです。
多くの人は不幸です。
多くの人は、人生に乏しさを感じています。
それは、快楽と苦悩を好むからです。
快楽と苦悩は、凸(とつ)と凹(おう)のようなものなのです。
未熟者の人格は、凹凸であるのです。
それは、歩みを遅くします。
多くの人は、快楽と苦悩によって、現状に停滞します。
目の前の快楽と苦悩に釘付けになってしまうのです。
それでは、目的を果たすことは出来ません。
大切なのは、目の前の快楽と苦悩に引かれないことです。
あなたは謙虚さによって、目の前の快楽と苦悩を退(しりぞ)けなければならないのです。
謙虚な者は、目の前の快楽と苦悩に引かれることはありません。
それは、謙虚さによって、人格の凹凸が均(なら)されているからです。
凹凸が少なければ、円滑に進むことが出来ます。
あなたが人生に豊かさを求めるのであれば、快楽と苦悩に引かれてはなりません。
快楽と苦悩を気にすることなく歩み続けましょう。
あなたは、快楽と苦悩に捕らわれてはなりません。
気にすることなく歩むのです。
そうすれば、人格は丸くなり、人生は円滑に進むでしょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿