人は、全体の中に生きています。
あなたは、自分以外のすべての存在と共存している状態です。
あなたは、自分以外のすべての存在と、影響し合いながら存在しているのです。
しかしながら、人生は独りの道です。
あなたは、自立を目的としなければなりません。
人は、自立した状態によって全体と共存する必要があるのです。
人が自分以外の存在に依存することは最善ではありません。
なぜなら、これはあなたの人生であるからです。
あなたには、自分の人生を実現する責任があるのです。
自分の人生を実現するというのは、自立することによって、自分以外の存在と共存する状態を保つことです。
自分の人生は、自力と他力の両方の力のバランスによって成り立つのです。
自力と他力のバランスが崩れてしまえば、人生は実現しないのです。
多くの人は、自力と他力のバランスを崩してしまいます。
多くの人は、他力に依存してしまうのです。
それは、人が未熟に生まれ、弱い存在であるからです。
人は、弱さ故(ゆえ)に、他力に頼ろうとします。
それは、他力に頼ることは楽だからです。
弱さは、楽を求めます。
そのため、多くの人は、他力に頼ることを選択するのです。
多くの人が人生に問題を抱えて乏しさを覚えるのは、バランスが他力に傾いているからなのです。
人生を豊かなものにするためには、他力は必要不可欠な要素です。
しかしながら、他力に頼るあまりに、自力とのバランスを崩してしまえば、人生には問題と乏しさが導かれてしまうのです。
重要なのは、自力を主軸とした人生の形成です。
他力は、自力の支えとなる補助に過ぎません。
他力とは、自力を立たせるための補助に過ぎないということを理解しなければならないのです。
残念ながら、多くの人は、補助でしかない他力を立たせるために、主軸である自力で支えようとしています。
本末転倒(ほんまつてんとう)な方法を用いては、豊かさは導かれないのです。
自力を主軸とし、他力を支えとしなければなりません。
これはあなたの人生です。
人生は自力に従うのです。
弱さに負けて、他力に依存しているのであれば、人生は小さな自力に従わなければなりません。
小さな自力に従うのであれば、多くの問題と乏しさを導く以外に方法はないのです。
あなたは、他力を主軸として人生を考えてはなりません。
人生は、あなたに相応しく展開します。
この世界には、因果の仕組みが存在しているのです。
自力とは、あなたの人生に対する影響力です。
あくまでも原因は、自力にあるということを理解しなければなりません。
あなたは、自分の影響力を見誤ってはなりません。
あなたの自力が、人生に大きく影響するのです。
例えば、自らの行為が他者に影響を与えるのです。
あなたの行為によって、他者の評価が変化するのです。
あなたは、自らの行為が、他者の評価を左右するということを理解しましょう。
親の行いは、子の評価となり、子の行いは、親の評価なのです。
人の世においては、それが正当な判決です。
他者の評価を変化させることによって、人は自らの人生への評価を変化させているのです。
他力も大切ではありますが、あくまでもそれは補助に過ぎないということを覚えておきましょう。
人生の主軸となるのは自力なのです。
あなたが自力を軽んじ、他力に陶酔(とうすい)するのであれば、自らの影響力は歪んだものになってしまいます。
歪んだ影響は、問題や乏しさとして人生に実現するのです。
他力に頼ることは楽ですが、それは一時的なことに過ぎません。
一時的な快楽や苦悩に溺れてはなりません。
自力に頼ることをしなければ、人生は決して豊かさを得ません。
あなたは、自らの選択の影響が人生を左右するということを忘れてはなりません。
他力に依存することによって、自らの影響力を見失ってはなりません。
人生は、あなたに相応しく展開します。
それ以外の展開は決して導かれないのです。
どのような人生も、あなたが選択したのです。
そして、あなたに相応しいのです。
あなたは、自分がどう行うべきなのか?ということを考えなければなりません。
快楽や苦悩に任せて行ってはならないのです。
あなたの行為が人生を築くのです。
自分自身を大切にしましょう。
そして、人生を大切に思いましょう。
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