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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2014年11月13日木曜日

発見

あなたはこの世界を発見しなければなりません。
この世界は謎に満ちています。
あなたには知らないことが多いのです。
あなたはそれを解き明かしていかなければならないのです。
自分に関係の無いことだと考えてはなりません。
あなたが生きているこの世界は、すべてがあなたに関係しているのです。
あなたと関係の無いものは存在しません。
すべてがあなたと一つであるのです。
あなたは自分のことがどれほど分かっているでしょうか?
あなたは自分自身のことを知っているのでしょうか?
自分勝手に生きる人であっても、自分が何者であるのかを知りません。
自分を中心として生きてきた人であっても、自分自身のことが分からないのです。
なぜでしょうか?
自分を中心として生きていながら、どうして自分自身のことすらも分からないのでしょうか?
答えは簡単です。
「あなた」という存在は、あなたという個体によって成り立っている訳ではないからです。
自分(人)のことを観察し続けたところで、自分(人)が何であるのか?という答えには至らないのです。
人は全体の一部です。
あなたは人類の一部であり、生命の一部であり、自然の一部であり、宇宙の一部であり、世界(次元)の一部であるのです。
このように、あなたは巨大な存在です。
それなのに、自分自身という小さな存在を観察したところで、その全容を理解することなどできるはずがないのです。
すべてを一つとして考えなければなりません。
この世界に存在するすべてのものが、あなたと一つの存在です。
あなたが知っているものから知らないものまで、そのすべてがあなたと一つであるのです。
あなたはそのことを覚えておかなければなりません。
自分以外の存在を知ること、それを理解することこそが、自分という存在を理解する上では重要なことなのです。
客観して見なければ理解することはできないのです。
あなたが自分自身で思い込んでいる「自分」というものは、偶像に過ぎません。
あなたは「自分」が何者なのかも分からないままに正当化し、美化しているからです。
他人から見えるあなたと、あなたが見ている「自分」とでは、大きな差があるということを覚えておきましょう。
視点が大きくなるほどに、正しさは増します。
地上から地上の姿を正しく現すことはできません。
しかし、空中から見れば、それは容易いのです。
より高い視点、より大きな視点から眺めることが重要なのです。
自分を中心として生きる人には、小さな視点が与えられます。
「自分」という小さな存在にしか興味がないために、広大な世界に対して目を向けることがないのです。
目の前に起こる現象がどのような意味を持っているのか?
それに興味と関心を以て向き合わなければならないのです。
世界を思慮深く観察することによって、現象の理由を発見することができるでしょう。
その発見の積み重ねが、この世界を理解することに繋がるのです。
すべてが真理に従って動いています。
真理に逆らうものはありません。
どのような理由があろうとも、真理に従っているのです。
宇宙に輝く太陽でさえ、真理に逆らうことはできないのです。
恒星(こうせい)も惑星(わくせい)も、真理の中に存在し、あなたと一つであるのです。
恒星から原子に至るまで、すべてがあなたと一つであるのです。
そのため、自分自身のことを発見するだけでは足りません。
他人のことも大切ですし、他の生命のことも大切です。
様々な道に思いを馳(は)せ、そこに流れる真理を発見するのです。
「自分」が何であるのかを知りたければ、自分自身を発見することはもちろん、それ以外のすべての存在を発見しなければならないのです。
興味と関心を以て世界を見なければなりません。
難しいことではないのです。
今まで知らなかったことを発見するだけで良いのです。
昨日よりも今日、今日よりも明日、多くのことを知っておきましょう。

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