大切なのは、教養を高めることです。
	
	人は、自らを高めなければならないのです。
	人が人生を生きるのは、魂を成長させるためです。
	すべての存在が成長を実現するために生きているのです。
	あなたが成長するためには、その精神を成長させる必要があるのです。
	肉体は、あなたであってあなたではありません。
	あなたの本質は魂であり、心であるのです。
	肉体はこの人生を生きるにあたって、自然から与えられた最高の友です。
	肉体はあなたではありますが、あなたではないのです。
	あなたは自然より借りている肉体を身にまとった存在であるのです。
	肉体が本質ではありません。
	あなたの本質であり、正体とは、魂という意識的な存在であるのです。
	あなたはそのことを覚えておかなければなりません。
	このことを理解した上で話を聞くことがなければ、この話を理解することはできないのです。
	肉体を丁寧に扱うことは大切です。
	しかし、それだけでは足りません。
	人は、教養を高め、精神を向上させなければならないのです。
	肉体は衰え、やがては自然に還(かえ)ります。
	しかし、肉体が消滅しても魂は残るのです。
	なぜなら、あなたの本質が魂であり、それは人生を終えても学び続けなければならないからです。
	魂が肉体を離れると、新たな時代に新たな肉体を与えられて、成長するために再び人生を歩むのです。
	人は新たな人生を始めるのです。
	それは魂を成長させるために他なりません。
	人は、自らである魂を成長させるという目的からは逃れることができないのです。
	そのために、苦しい人生を生きる必要があるのです。
	人生とは苦しいものです。
	誰にとっても、それは苦しみとして現れます。
	では、なぜ苦しいのでしょう?
	それは、人生のことを知らないからです。
	どうすれば良いのかを知らないために、苦しむのです。
	人生のことを理解しているのであれば、人は人生に苦しむことはないのです。
	他人に悩まされるのは、他人のことを理解していないからです。
	ただ、それだけなのです。
	人生があなたに苦しみを導くのではないのです。
	あなたが無知であるが故に、苦しいと決め付けているだけなのです。
	人は無知であり、未熟な存在です。
	苦しみはそこから生じるのです。
	人が苦しまないためには、教養を高め、無知から抜け出す以外に方法はないのです。
	どこへ逃げても、無知は人の内に存在しているために、同じことを繰り返すのです。
	賢者は、どこにいても喜ぶでしょう。
	それは、内に知恵の導きがあるからです。
	大切なのは、教養を高めることです。
	肉体に関することは大切ですが、精神に関することをより大切にしましょう。
	人は常に学ばなければなりません。
	学びの放棄は人生の放棄であるということを覚えておきましょう。
	知恵がなければ、人生の意味を理解することはできません。
	何も知らずに生きて、何も知らずに死んでも良いのですか?
	学びはすべての時間、すべての場所に存在しています。
	この世界において、学びの存在しない時間や場所は存在しません。
	人はどのような状況においても、教養を高めることができるのです。
	目の前のことを深く見つめましょう。
	人生は常にあなたに教育を施(ほどこ)しています。
	人生からの教育を放棄してはなりません。
	無駄に生きてはなりません。
	魂を成長させるという目的を忘れてはなりません。
	
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