人は未熟な存在です。
	
	人は弱いものなのです。
	人は未熟であり、弱いために人生に学んでいるのです。
	人は未熟であり、弱いために間違いを犯します。
	間違いは躓(つまづ)きを導きます。
	人は間違う度に問題を抱えることになるのです。
	問題は苦しみを以て、間違いを指摘します。
	人は苦しむことによって初めて、それが問題であり、間違っていたのだと知るのです。
	苦しみがなければ、それが間違っていることにも気が付くことができません。
	人は苦しむことによって学んでいるのです。
	苦しみは悪いものではありません。
	苦しみとは、あなたに対する大切なメッセージなのです。
	苦しみを否定してはなりません。
	大切なメッセージを否定してはなりません。
	苦しみを否定するのであれば、それ以上の成長を得ることができないのです。
	大切なのは、苦しみを受け入れることです。
	それは問題との対峙であり、間違いを正す唯一の方法であるのです。
	問題を解決するためには、間違いを正す必要があります。
	その方法が、苦しみから学ぶということなのです。
	あなたは苦しみに向き合わなければなりません。
	あなたは魂の成長のために生まれて来たのです。
	魂の成長のために人生を生きているのです。
	そのことを忘れてはなりません。
	魂が成長するためには、間違いに気付き、それを繰り返さないことが求められます。
	間違いを繰り返さないことが、成長であると言えるでしょう。
	何が正しいのかを理解することがなければ、成長することはありません。
	何が正しいことなのかを学ぶために、苦しみがあるのです。
	それは大切なことなのです。
	しかし、人は未熟であり、弱いものです。
	そのために、苦しみから逃れる手段に全力を注ぎます。
	苦しみの声を聞かなければ理解することができないにも関わらず、苦しみから逃れるのであれば、本末転倒であるということを覚えておかなければならないのです。
	人は未熟であり、弱いものです。
	しかし、あなたは忘れてはなりません。
	それでも人は強いのです。
	人は愚かな存在ではありますが、学ぶことによって成長することができるのです。
	人にとっては、この人生は苦しいものです。
	それは、人生というものが因果によって自らを映す鏡であるからです。
	どのような状況を得ようとも、それは身から出た錆(さび)であるということを忘れてはならないのです。
	人はそれを乗り越えて進むことができます。
	問題を抱え、苦しみを味わうことになろうとも、そこから学習し、成長することができるのです。
	あなたはそのことを理解しなければなりません。
	そして、それを忘れてはなりません。
	人は未熟であり、弱い存在ですが、同時に強い存在であるということを覚えておきましょう。
	人生はあなたが苦しむことを見守っています。
	あなたが無事に苦しみの声を聞き取り、それを理解することができるように助けているのです。
	あなたの目的は魂の成長であり、気楽に生きることではないのです。
	学びの無い人生には、喜びもありません。
	苦しみの声が届かない人生には、幸福は有り得ないのです。
	あなたが苦しんでいるのであれば喜びましょう。
	あなたが苦しみに対して耳を傾けるだけで、人生は大きく変わるのです。
	苦しみの声を蔑(ないがし)ろにしてはなりません。
	あなたのことを本当に愛しているのが苦しみであるのです。
	間違えてはなりません。
	騙されてはなりません。
	苦しみを愛し、その意味を深く理解しましょう。
	
0 件のコメント:
コメントを投稿