すべての人は利益を求めています。
どのような人物も、自らの利益のために動きます。
すべての行動の原因は、利益にあるということを理解しましょう。
人は利益のために行動するのです。
利益というものの形は、人によって様々です。
何を利益とするのかは、その人の価値観によって決まります。
そのため、それぞれの正義が生まれます。
その正義に従って、人は行うのです。
あなたは、自分がどのような正義を掲げているのかを客観的に捉えましょう。
自分がどのような形の利益を求め、どのような形の正義を掲げているのかを知っていなければ、その生き方がどのような方向性を持ち、どのような結果を導くのか?ということを理解することはできないのです。
大切なのは「正しく生きる」ことです。
人が人として、魂が魂として、どのような生き方が正しいのか?を知る必要があるのです。
正しく生きることがなければ、必ず苦しみを受けることになります。
何が正しいのかは、真理によって理解することができます。
人が心の底から良い気分になれることこそが、真理によって証明される正しさであるのです。
あなたは、どうすれば良い気分によって生きることができるのか?ということを考えなければなりません。
また、考え付いたとしても、それが間違っている可能性があります。
そのために、追求し続ける必要があるのです。
あなたは、自分自身の考える利益が、本当に利益に繋がるのか?ということを考える必要があります。
正しい方向性でなければ、本当の利益であるとは言えません。
甘いものを食べるのが幸せだと考える人は、甘いものを食べ続けるでしょう。
その結果、病気によって苦しむことになるのです。
その時には正しいことだと思っていても、真理に照らし合わせてみた時には、それが正しいとは限らないのです。
あなたの求めている利益は、真理に沿った正しい利益ですか?
あなたは独りでは生きていくことができません。
人は他人との関係性の中に人生を築きます。
他人との関係は切っても切れない重要なものなのです。
しかし、あなたと同じように、他人も自分の利益のために動きます。
すべての人が自己の利益のために働くのです。
あなたはそれを見極めなければなりません。
人はそれぞれに求めている利益が違うのです。
そのため、何に価値の比重を置いているのか?ということが違うのです。
それは、方向性の違いであり、生き方の違いであるのです。
この世界は因果の仕組みによって動きます。
すべての結果には、それに相応しい原因が存在するのです。
そのため、生き方の違いが、人生の違いとして現れるのです。
違う目的(利益)を持った者が同じ方向に進めば、争いが生じるでしょう。
また、人は自らの利益のために他人を利用します。
人は利益のために騙し、利益のために搾取し、利益のために騙され、利益のために搾取されるのです。
あなたは自分を含め、目の前の人がどのような利益を求めているのか?ということを知らなければならないのです。
騙された後に、結果が違うと文句を言うのは間違っています。
知らなかったでは済まされません。
互いの求めている利益の形を未確認であり、理解していない自分の落ち度であるのです。
すべての人が、自らの求める利益のために動いていることを忘れてはなりません。
それぞれには、それぞれの正義があるのです。
それを理解していなければ、苦しむことになるのです。
あなたはどのような価値を求めていますか?
目の前の相手が求めている価値はどのようなものなのでしょう?
騙す者が悪い訳ではないのです。
騙す者は、自分の利益の追求に励(はげ)んだだけなのです。
ポジティブなものであっても、ネガティブなものであっても、結局は騙しているのです。
ポジティブな方向に騙すのか?ネガティブな方向に騙すのか?ただそれだけです。
人を恨むことは間違っています。
あなたは真実を見極めなければなりません。
無知なのが罪なのです。
真実を見極める努力もしないで、ただ不満を訴えるような愚か者になってはなりません。
すべての人が、自分の利益のために動いているということを忘れてはなりません。
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