世界は、個人的な認識の中に存在しています。
	あなたの世界とは、あなたの認識であるのです。
	あなたの世界と、他人の世界を一緒くたに考えてはなりません。
	人は、それぞれに独自の世界を持っているのです。
	人は、それぞれに独自の世界を生きているのです。
	それが自然であるということを覚えておかなければなりません。
	あなたは、他人と同じ世界に生きることはできません。
	人は、他人との関わりの中で、自らの認識の強化を計ります。
	それは、自らの生きる世界を強化するためです。
	世界の強化とは、豊かさを実現するということなのです。
	人は、他人との関わりの中に自らを成長させ、人生という名の我が世界を豊かなものとするのです。
	あなたはこれを知らなければなりません。
	他人とあなたは同じように見えても、違う世界に生きているのです。
	そのために、人が理解し合うことはありません。
	他人があなたの言う通りに動くということも有り得ません。
	世界が違うのに、同じ世界を生きることなど不可能であるのです。
	人はそれぞれに個性を持って生まれます。
	それは、千差万別であるのです。
	一つとして同じものはないのです。
	それぞれが独立しているものであるということを理解しなければならないのです。
	人はそれぞれの道を行くのです。
	あなたと他人の生きる道は違うものです。
	そのために、違う場所に辿り着きます。
	あなたがどのように働き掛けようとも、相手が自ら行わなければ何も変わり様が無いのです。
	あなたには他人を変えることができません。
	人を変えるのは自分自身の力であるのです。
	愚かな者は、いつまでも愚かなままです。
	他人によってそれが改善されることは有り得ません。
	あなたが誰かに助けを求めようとも、それだけでは何も変わりはしないということです。
	誰かはあなたを思って手を差し伸べるでしょうが、あなたがそれに従って自ら努力することがなければ、決して助かることはないのです。
	あなたの世界を築くのは他人ではありません。
	また、他人の世界を築くのもあなたではないのです。
	そのことを覚えておかなければなりません。
	間違った方法は苦しみを導くのです。
	他人を変えることができるなどと、高慢な考えを持ってはなりません。
	他人によって変えられる、変えてもらえるなどという妄想に浸ってはならないのです。
	誰独りとして、あなたの世界に足を踏み入れることのできる他人は存在しないのです。
	誰であろうとも、自分の世界から抜け出すことはできないのです。
	あなたは常に自分を磨き、鍛えなければなりません。
	他人が助けを求めてきたなら、それに全力で応えなければなりません。
	しかし、他人を変える必要はありません。
	あなたにできることは、他人の自主性を刺激するだけです。
	結果は自分自身で決めることなのです。
	人は同じように見えて、全く違う世界を生きています。
	あなたは他人との関係に苦悩する必要はありません。
	目には見えませんが、他人との境界は確実に存在しているのです。
	他人を助けることは大切ですが、他人の真似をする必要はありません。
	独自の世界を追求していけば良いのです。
	ただし、他人から学ぶべきことがあります。
	それを参考にしなければなりません。
	そして、他人から参考にされるような人物になるように努めましょう。
	他人と同化する必要はありません。
	認識が偏(かたよ)り、歪むことのないように注意しましょう。
	人が我が世界を生きているということを忘れてはなりません。
	
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