あなたは義理深く生きなければなりません。
義理を蔑(ないがし)ろにしてはなりません。
人にとって、義理というものは守らなければならない大切なものなのです。
義理を無視する者には報いが訪れます。
義理とは正しい道筋です。
人の正しい生き方のことを言うのです。
義理を蔑ろにするのであれば、人は悪事を楽しむでしょう。
悪事を働くのであれば、因果の仕組みによって苦しみが導かれるのです。
あなたはそのことを理解しなければなりません。
人が正しく生きるためには、守らなければならないルールが存在するのです。
そのルールを守ることなく、人が幸福を得ることなどできないのです。
人が正しく生きるために義理という観念が生み出されました。
これは道徳であり、人情であるのです。
人は思いやり、優しさ、慈しみ、愛情、向上心、志・・・
これ等を大切にしなければならないのです。
人が思いやりから逸(はぐ)れないように、義理があるのです。
あなたは義理を大切にしなければなりません。
何が人にとって正しいのかを考え続けなければならないのです。
人としてあるまじき生き方や行為をするのであれば、苦しみは止まることを知らないのです。
あなたは常に利他的に考えていなければなりません。
利他的に考えることによって、義理というものを理解することができるでしょう。
自分勝手に生きている者には理解することができません。
思いやりや優しさ、慈しみや愛情、向上心や志などの感情は、他人を動機としなければ導かれないからなのです。
利己的に考えるのであれば、これ等の感情は導かれないのです。
利己的に考えるのであれば、人は怒りと恐怖に支配されるでしょう。
その結果として、不義理を働くようになるのです。
人が義理を果たすためには、利他的に考え、利他的に生きなければならないのです。
自分勝手に考え、自分勝手に生きてはならないのです。
あなたは想像しなければなりません。
自らの考えや行為がどのような結果を導くのかを、想像することによって理解を深めなければならないのです。
この世界は因果の仕組みによって成り立ちます。
因果の仕組みが働かない場所はありません。
あなたの考えや行為は、そのすべてが因果の仕組みの対象であり、それ等は完璧な経緯を以て結果へと導かれるのです。
そのため、自らがどのような選択をするのか?ということが重要であるのです。
あなたは想像しなければなりません。
想像力を働かせ、様々な可能性を検証しなければならないのです。
選択肢は無限に用意されています。
結果がどのような原因に導かれるのかをあなたが前以て理解することはできません。
前以て理解することができないために、想像する必要があるのです。
因果の仕組みは完璧です。
それは確実に働きます。
そのため、どのような原因を導くのかが重要であるのです。
義理を見失った者は、それに相応しい状況を受け取ることになります。
あなたは人として正しい生き方とはどのようなものであるのか?ということを考え続け、想像し続けなければならないのです。
他人を嫌うことが正しい生き方なのでしょうか?
他人と争うことが正しい生き方なのですか?
向上心も志もなく生きることが正しいのでしょうか?
あなたは考えなければなりません。
想像力に乏しい者は、自らを正す力にも乏しいということを理解しなければなりません。
その行為が、相手(対象)に対して思いやりのあるものであるのか?というところだけ、想像力を通して見ておきましょう。
細かいテクニックなどは必要ではありません。
相手(対象)のためになるのか?ということを単純に考えていれば良いのです。
あなたは義理深く生きましょう。
これは大切なことです。
決して忘れてはなりません。
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