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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2015年1月5日月曜日

客観性の果て

あなたが実行しなければならないことは、客観性を保つことです。
人は客観性を失ってはならないのです。
それは、広域の視野と高度な視点を失うことであるからです。
広域の視野と高度な視点を失うということは、その価値観は主観に頼ることになり、結果として視野は狭まり、視点は低くなるのです。
狭域の視野と低度な視点によっては、真実を見極めることはできず、偽りを受け取ることになるのです。
物事の本質である真実を知るためには、広域の視野と高度な視点が必要不可欠であるのです。
小さな世界観によって生きている人物には、決して真実は理解することができないのです。
何も知らず、何も理解することなく、苦しみの果てに死を迎えることになるのです。
世界は広いのです。
大地は地平の先まで広がり、大海はそれをも凌(しの)ぎます。
宇宙には無数の星々が存在するのです。
人間にはこれを理解することはできません。
これほど世界は広いのです。
あなたが見回しても、地平の先でさえ見ることができないのです。
高い山の頂上からなら、多少は見えるようになるでしょう。
しかし、それでも決して果てを見ることはできません。
あなたは自らの視野と視点が、どれほどの範囲であるのかを考えなければなりません。
多くの人は「普通」を基準とします。
「普通」であることが正しいと思い込み、それを疑うことをしません。
「普通」から逸(そ)れることを恐れ、その領域を抜け出すことをしないのです。
そのため、小さな世界をいつまでも大切にし、小さな世界の中につまらない一生を終えるのです。
その時には、自分が何のために生きていたのかを知ることもできません。
人生が何であるのか?ということを理解するには、その世界(普通)は余りにも小さく、真実からはかけ離れているからです。
人は「普通」の世界では苦しむのです。
「普通」は人を縛る鎖であり、人を閉じ込める檻(おり)であるのです。
あなたは夢を持っていますか?
そのために何をしていますか?
夢も抱けない人生が楽しいと思いますか?
多くの人は夢すらも抱けないままに生きているのです。
なぜですか?
それは、視野が狭く、視点が低いからなのです。
「外の世界」を知らないために、可能性を知らないのです。
可能性を知らないために想像力が働かず、夢は生み出されないのです。
遠くを知る者は、そこへ辿り着きたいと思うでしょう。
しかし、遠くがあることすら知らない者は、そこへ辿り着きたいと思うことすら有り得ないのです。
小さな世界に捕われている者には、世界の実相を理解することはできません。
人生の意味を理解することも不可能です。
そして、つまらないことにしか興味を抱くことができず、金と物質と欲望と嘘と争いに塗(まみ)れた世界を生きるのです。
あなたの知っている世界(生き方)は、人が、その魂が生きるに相応しいものなのでしょうか?
それは誰かが悪意によって作り出した歪んだ世界ではありませんか?
それは誰かが無知によって作り出した偽りの世界ではないでしょうか?
あなたは常に客観性を重視しましょう。
小さな世界に捕われてはならないのです。
広域の視野と高度な視点を持ち、多くのことを知るのです。
そして、多くの可能性を手にすることに努めなければならないのです。
あなたの生きる地球の姿を知るためには、宇宙からそれを眺める必要があります。
あなたが本当に大切にしなければならないものを知るためには、客観性によって自らの中に構築された「普通」から離れる必要があるのです。
常識に捕われてはなりません。
「普通」に価値があるなどと考えてはなりません。
小さな世界に生きてはなりません。
夢を持って生きなければなりません。
つまらないことに時間と労力を注いではなりません。
人は何のために生まれ、何のために生き、何のために死ぬのでしょうか?
この答えは、客観性の果てにこそ存在しているのです。

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