自分に与えられた仕事が何であるのかを、あなたは常に模索(もさく)し続けなければなりません。
	人はただ生活するために生まれたのではありません。
	欲望のままに生きるために存在しているのではないのです。
	そのような人生ならば、空しさ以外には受け取ることができないということを理解しましょう。
	ただ生活し、欲望を貪り、小さなプライドと共に年老いて死んでいく。
	このような人生を求めているのですか?
	何等かの仕事をし、その役職によって他人から必要とされることはあっても、その役職を解かれた瞬間から誰も相手にしてくれないような人生を求めているのですか?
	あなたは何のために生きているのか?ということを考え続けなければならないのです。
	そして、本当に心を満たす生き方と出会い、それを貫く必要があるのです。
	自分に嘘を吐き、他人や世間を欺(あざむ)いたとしても、あなたの心は満たされないのです。
	自分が何をするべきであるのか?ということを、心の観点から考察する必要があるのです。
	人の本質は心です。
	脳や心臓などの物質が人生を築くことはありません。
	心によって、脳や心臓を扱うことによって、人生を具体的な方法によって築き上げるのです。
	心がなければ、人生を築くことなどできないのです。
	死体が人生を築きますか?
	あなたにはそれが不可能であるということを理解することができるでしょう。
	脳や心臓があなたではないのです。
	あなたは心であるのです。
	心とは意識です。
	思考も感情も意識であるのです。
	それ等は心によって作り出される現象です。
	心とは魂なのです。
	魂という核が存在するからこそ、その現象である心が生じるのです。
	魂とは愛と光です。
	これは、自然法則であり、宇宙法則です。
	それは、この世界のすべてを構築しているものであるのです。
	それこそが、あなたの正体であるのです。
	あなたは、全体の中の一つの存在です。
	しかし、全体なのです。
	あなたは自然であり、宇宙そのものなのです。
	小さな人間として生きていますが、それに捉われてはなりません。
	人間としてのみ生きるのであれば、その生き方、世界観は限定的なものとなってしまいます。
	小さな世界観によって生きようとすれば、真実に辿り着くことはできないのです。
	あなたは魂として、何のために生まれたのですか?
	魂として、何のために生きているのでしょう?
	魂として、できることは何ですか?
	あなたは人間ではありますが、その本質である魂は全体と一つの存在であるのです。
	小さな世界に拘(こだわ)ってはなりません。
	自分に与えられた仕事が何であるのか?ということを探し続けなければならないのです。
	現在の自分の生き方が、本当に正しいと思いますか?
	人は必ず死にます。
	すべての人が死ぬのです。
	死という概念を取り入れても、その道が正しいと思いますか?
	あなたの生き方が正しいかどうか?ということは分かりませんが、あなたは常に自分自身の生き方に疑問を持たなければなりません。
	周囲の人と比べて安心していてはなりません。
	他人の意見によって納得していてはならないのです。
	あなたの心、魂の情熱がどうなっているのか?ということが重要であるのです。
	あなたは燃えるように生きていますか?
	命をかけて、この人生を懸命に歩んでいるでしょうか?
	何の目標も目的も無く、無気力に生きていてはならないのです。
	何にも興味を抱かず、無知なまま死を迎えてはなりません。
	愚かな者が辿り着く場所は、苦しみであるということを理解する必要があるのです。
	自分に与えられた仕事に対して懸命に生きた者がどのような結果を得ようとも、そこには魂の情熱を満たしたことによる満足感が存在しているということを知りましょう。
	自分の人生を生きた者が不幸になることは有り得ません。
	あなたは自分の人生探し、それを生きましょう。
	
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