人は人生という激流を渡り終えなければなりません。
激しい流れを進み、対岸へと辿り着かなければならないのです。
人生とは決して楽な道のりではありません。
様々な障害があなたの進路に立ちはだかります。
人は障害を乗り越え、時にはそれに捕らわれることなく、それに騙されることなく進まなければなりません。
対岸への思いを失ってしまえば、様々な障害によって道が閉ざされてしまうのです。
あなたは人生というものを深く考えなければなりません。
表面的な部分に捉われ、それに耽溺(たんでき)してはならないのです。
人生には、あなたを惑わす様々な障害が立ちはだかります。
簡単に流れを進むことはできません。
必ず、あなたを阻む問題が現れるということを覚えておきましょう。
人は多くの誘惑に会います。
誘惑に会わない人はいません。
あなたは常に激流の渦へと誘(いざな)われているのです。
誘惑に足を引かれるのであれば、激流に飲まれ、そのまま川底へと沈んでしまうでしょう。
どのような誘惑にも注意が必要です。
特に、恐怖に関する誘惑には屈してはなりません。
多くの人は心に恐怖を抱えています。
恐怖心によって不安や心配が生じるのです。
それ等の混乱が、人を誘惑に導くのです。
どのような誘惑によっても、人は対岸へと辿り着くことはできないのです。
恐怖に向き合い、それを正しく見つめなければなりません。
恐怖の正体を理解するのであれば、あなたが誘惑に引かれて川底へと沈むことはないでしょう。
人は多くの偽りに会います。
偽りに会わない人はいません。
あなたは常に、対岸へと渡ることができない道のりや手段を教えられているのです。
人の目的は対岸へと辿り着くことです。
しかし、偽りは詐欺師を使い、あなたを惑わすのです。
偽りの道のりや方法によって、激流を渡り切ることはできません。
船を使わなければ渡ることができない流れに対して、身一つでも大丈夫であると詐欺師は教えるのです。
それを信じた人は流れに飲まれ、やはり川底へと沈みます。
偽りを疑い、それを正しく見つめなければなりません。
詐欺師の本性を見極め、その偽りに騙されないのであれば、あなたは偽りによって川底へと沈むことはないでしょう。
激流を渡る人の心は簡単に混乱します。
あなたの心は既に混乱しているのです。
しかし、激しい流れの中では、そのようなことに気が付くことはできません。
多くの人が混乱した心によって生きているのが現状であるのです。
混乱したままで激流に挑み、誘惑と偽りによって川底へと沈みます。
残念ながら、大抵の人は対岸へと辿り着くことはできません。
あなたは人生が何であるのか?ということを知っていますか?
あなたは何者なのでしょうか?
この問いの答えが対岸にあるということを理解しましょう。
生涯を以てしても、対岸に辿り着くことはできません。
そのため、人は何度も何度も生まれ変わり、人生をやり直すのです。
恐怖に捉われてはなりません。
偽りを信じてはなりません。
詐欺師を見極めなければなりません。
あなたの信仰はこの激流を渡るのに相応しいものですか?
あなたの言動はどうですか?
恐怖や偽りの正体を理解していますか?
なぜ、あなたは恐れ、偽るのですか?
なぜ、他人は恐れ、偽るのでしょう?
激流を渡り終える者であれ。
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