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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2015年4月3日金曜日

心地の好い世界

世界は違いに富んでいます。
この世界には違いが存在します。
違いによってそれぞれが別々の形を取ります。
それぞれが違いによって分けられるのが自然であるのです。
それがこの世界のルールであり、それを否定することはできません。
すべての存在が違いを所有します。
違いを所有しないものは存在することができないのです。
そのため、違うことが前提であるということを理解しなければならないのです。
あなたは違いを受け入れなければなりません。
それぞれに違うことには重要な意味があるのです。
それぞれが違いを所有していなければ、得られない学びがあるのです。
違うことによって、そこには変化が生じます。
変化が生じることによって、そこには無限の可能性が生まれます。
違いによる変化が生じることがなければ、可能性は導かれないのです。
違うことによって初めて、そこには可能性が生じるのです。
そのため、違うことにこそ意義があり、それを同じにしようとする考えは歪んでいるのです。
多くの人は、自分とそれ以外の存在を混同して考えます。
自分を中心とする考えが根付いているために、すべての存在を自分自身と同一視するのです。
それは違いを受け入れてのことではありません。
小さな自尊心によって、自分の主義主張が正しいと知らしめるための行為に他なりません。
違いによって共存するということではなく、同一化によって自分にとっての心地の好い世界を築こうとしているのです。
しかし、そのような傲慢(ごうまん)が世界に通用するはずがありません。
なぜなら、あなたは未熟であるからです。
未熟な者を基準とするのであれば、すべてが歪んでしまいます。
そのような世界には価値がないのです。
基準は優れた存在とする必要があるのです。
優れた存在というのは”神”のことです。
”神”とはすべてであり、真理や摂理であると言えます。
この世界を支配する力こそが、最も優れているのです。
それを基準としなければなりません。
世界は変化を許しています。
すべての存在を見なさい。
それは変化に富んでいます。
同じように見えるものであっても、それぞれは違う存在であるのです。
この世界には多種多様な生き物で埋め尽くされています。
それは、可能性を広げるためであるのです。
違いは大切です。
あなたは他人との違いを心配する必要はないのです。
人間であるあなたと、その他の動植物には大きな違いがあります。
それ等は見た目には大きく違う形を取るのです。
しかし、それ等は共存することができます。
あなたは人間を食べて生きてはいないでしょう?
自分と似ている人間の形を食べるのには抵抗があるはずです。
あなたは動物を食べ、魚を食べ、昆虫を食べ、植物を食べ、細菌を食べているのです。
それ等は違いを所有していますが、あなたに対して何の問題もないはずです。
違いというものには、価値があるということなのです。
違いによってあなたが苦悩する必要はありません。
あなたは他人と違っていても良いのです。
寧ろ、違っていなければならないのです。
違うことがこの世界における”普通”です。
違う形の歯車でなければ、精巧な動き(可能性)を得ることはできないのです。
すべてが同じ形の歯車であるなら、単純な動きによって、限られた可能性にとどまるでしょう。
違いを軽んじてはなりません。
違いを否定してはなりません。
違いによって苦悩する必要はありません。
自分自身と、それ以外の存在を同一視することをやめましょう。
与えられた個性を最大限に発揮して、世界に貢献しましょう。

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