すべては変化の中に存在しています。
すべては絶え間なく移り変わり、形を変えるのです。
形というものはそのすべてが流動的です。
形とは本来、とても儚いものなのです。
あなたの認識が捉える形というものは、次の瞬間にはその形を止めてはいません。
次の瞬間には違う形なのです。
形というものは動きの中に存在しているのです。
制止している形は存在しません。
物事に一定の形を設け、それを信じているのであれば、その変化に対応することは出来ません。
変化に対応することが出来なければ、そこには何らかの問題が発生することになるのです。
あなたは、形が動きの中にこそ存在し、流動的であることを知らなければなりません。
どのような形も固定してはならないのです。
すべては変化の中に存在しています。
そして、存在するすべてが絶えず変化を繰り返しています。
変化の外に存在するものは存在しません。
変化を免れるものは存在しません。
そして、変化が止まることはありません。
すべてが絶え間ない変化の中に存在しているのです。
それが形であっても、変化の中に存在する以外に存在する方法はないのです。
あなたは、存在しているすべてが絶え間なく移り変わっていることを忘れてはならないでしょう。
あなた自身もあなたの人生も、すべては変化の中に存在しています。
それは自然なことです。
あなたが所有していると信じている形も、当然ながら絶え間なく変化を続けています。
そのため、あなたは必要を得て、必要を失うのです。
収入と支出が変化を生み出します。
すべて変化の中に存在しているため、得ることと失うことは当然の結果なのです。
そこに変化が存在しなければ、世界に形を所有することは出来ないのです。
あなたは常に様々なものを得ています。
そして、それと同時に様々なものを失っているのです。
すべては絶えず変化に晒(さら)されています。
あなたは何を得ようとも、その変化に動揺してはなりません。
そして、何を失ったとしても、同じように動揺してはなりません。
感情を生み出してはいけないということではありません。
あなたが何を得ようと、そして何を失おうとも、自らの目的を見失ってはならないということです。
あなたにはどのような状況においても何らかの目的があるのです。
人は常に自らの理想へと近付こうとするからです。
しかしながら、目の前の変化に動揺してしまい、その目的を見失ってしまうこともあります。
目的を見失ってしまっては、理想に辿り着くことは出来ません。
それでは心は満たされないのです。
その結果、人生には苦しみを見出してしまうことになるでしょう。
すべては絶え間なく変化を続けています。
どのような形も制止してはいません。
制止しているように見えても、絶え間なく動き続けているのです。
あなたも常に変化しなければなりません。
状況の変化に対応しなければなりません。
変化に立ち止まってはなりません。
状況がどのような変化を見せたとしても、あなたは自らの目的を見失ってはなりません。
何を得ても、何を失っても、それは必要なことなのです。
その状況を利用して目的を果たさなければなりません。
人生がどのように変化しようとも、あなたは自らの目的に向かって歩み続けなければなりません。
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