生きることは決して簡単なことではありません。
生きることは決して気楽なことではありません。
この厳しい世界に生きていると、楽しいことよりも辛いことの方が多いでしょう。
あなたの目の前には問題が絶え間なく発生し、苦しみは途切れることがありません。
自らの未熟さや非力さに自信を失い、挫けてしまうこともあるでしょう。
そして、自らの理想や目的を諦めてしまうこともあるでしょう。
人生には叶わない夢や目標ばかりが散らばっています。
あなたが思い描く夢や目標は、残念なことに叶う数よりも叶わない数の方が多いのです。
あなたの行く先には高い壁が立ちはだかり、大きな困難が待ち構えています。
それが人生というものです。
人生というものは厳しいものであり、生易しいものではないのです。
しかしながら、人生がどれ程が苦しく、どれ程つまらないものに感じたとしても、それでもあなたは生きることを選択しなければなりません。
人生はいつか終わりを迎え、人はいつか死にます。
あなたは命の終わりを避けることは出来ません。
それは、あなたが命の道を歩んでいるからです。
命の目的はそれを必要な限り保つことです。
すべての命はその目的に従順です。
すべての命は生きようとします。
命はただ、生きようとするのです。
生きることを諦める動物はいません。
もちろん、生きることを諦める植物もいません。
命は、その目的を果たすまでは、自らを諦めたりはしないのです。
あなたの目の前に広がる世界がどのように苦しいものだとしても、あなたは生きようとしなければなりません。
しかし、生きることは楽しいことや嬉しいことばかりではありません。
生きる程に苦しみは深く、大きくなるのです。
人生に疑問を感じたり、生きること自体に意味を見出せずにいる人もいるでしょう。
夢や目標を所有していなくても、人は生きなければなりません。
生きてより良い人生を築かなければならないのです。
人生を向上(前進)させ、自らを成長させ、心を満たさなければならないのです。
心を満たすためには生きているという実感が必要です。
生きているという実感がなければ、人は生きていくことは出来ません。
生きている実感を得られなければ、その目的を見失ってしまうからです。
生きている実感を得るためには、命の目的に従って生きなければなりません。
生きて人生を先へと進めなければなりません。
人生を先へと進めるためには、一つ一つの達成を積み重ねる必要があります。
達成することなしに人生を進めることは出来ません。
あなたが何かを達成するためには、その達成に対する具体的な目的が必要です。
何のために生きているのか?
それを達成するためには、具体的に何をする必要があるのか?
実際に目的を設定して、そこに向かって歩まなければなりません。
目的地(目的意識)も無しに目的を達成することは出来ません。
人生には常に何らかの目的(目的意識)が必要なのです。
あなたが自ら歩まなければ人生が先へと進むことはないのです。
目の前の状況がどれ程苦しいものであっても、あなたは前方に目的(目的意識)を見出さなければなりません。
目的(目的意識)を所有しているのであれば、諦めは変更という形となるでしょう。
新たな道に進むことは決して諦めではないのです。
苦しければ辞めたって良いのです。
つまらなければ変えれば良いでしょう。
執着することがすべてではないのです。
諦めずに歩き(生き) 続けるのであれば、命はその目的を果たすことが出来るのです。
達成を得るために目的を見出さなければなりません。
目的を果たすためには、生き甲斐を見出さなければならないでしょう。
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