すべての道は頂点へと続いています。
頂点とは達成です。
道を行くということは、頂点(達成)を目指すということです。
達成とは、その道の頂(いただ)きに存在しているのです。
人生におけるどのような道も水平方向に続いているのではなく、そこには常に傾きが存在しているのです。
あなたが道を達成し、極めようとするのであれば、その道が頂きへと向かって傾いていることを理解しなければなりません。
道を極めることは、登山に似ています。
道は常に山頂へと向かっているのです。
水平方向に道は存在していません。
道を行くのならば、登り続けなければならないのです。
道を下るのは、頂き(達成)を諦めたものだけです。
道を達成しようとする者にとって、道は常に頂点へと向かって続いているのです。
道を極めようとするのであれば、その勾配(こうばい)を行かなければなりません。
しかしながら、その道は決して優しいものではありません。
なぜなら、すべての道は進む程に険しさを増すからです。
道を行く程にその勾配は険しさを増し、その道のりは厳しさを増すのです。
山は山頂に向かって狭まります。
麓(ふもと)は緩やかであっても、山頂に近付く程にその道のりは険しいものなのです。
あなたが何かを志し、その道を歩み始めた時、その道のりは穏やかなものでしょう。
道のりが穏やかな時には、誰もがその道を進むことが出来ます。
誰もが始めは続くものです。
しかしながら、道を進むにつれて必ずその道のりは傾きを増します。
傾きが増せば、その道のりは厳しさを増してしまいます。
そこには必ず何らかの問題が生じます。
状況が厳しさを増すために、今まで通りのやり方では通用しなくなってしまうのです。
同じ考え、同じ配分、同じ気持ち…
同じ方法で進もうとするのならば、そこには必ず何らかの問題が生じて、そこから先へと進むことが難しくなってしまうのです。
道は進むにつれて、必ずその勾配を増します。
あなたが道を達成するためには、その勾配に対応しながら前進しなければならないのです。
頂きへは常に登り道です。
あなたが道を登るためには、向上心を所有していなければなりません。
向上心なくして、登り道を行くことは出来ないのです。
道は進む程に険しさを増します。
中途半端な覚悟では決して進めません。
何があっても道を進む覚悟のない者が、道を進み続けることは出来ないのです。
穏やかな道には覚悟は必要ありません。
覚悟を持たずとも誰もが歩むことが出来ます。
しかしながら、険しい道のりに対して覚悟を持たない者は道を諦めざるを得ません。
覚悟のない者に道を進むことはできず、更には道を踏み外してしまうこともあるのです。
あなたは自らが志し、進んでいる道に対して、どれだけの覚悟は持っていますか?
どのような道を行くにしても、楽な道は決してありません。
しかしながら、道のりの険しさに諦めを選択し、道を進むことをしなければ豊かさを得ることは出来ません。
あなたが豊かさを求めるのであれば、道を進まなければならないのです。
それは、すべての道がその頂きに近付く程に豊かさを増すからです。
達成に近付く程にあなたは達成感という充実感や幸福感、それに自身の成長やより良い状況を得ることが出来ます。
何かを達成することなくして、達成感や充実感や幸福感、自身の成長やより良い状況を得ることは出来ないのです。
あなたはいつの時も向上心を持って努力を重ねなければなりません。
どのような時にもその道の頂きを目指して進もうとしなければなりません。
諦める者が頂きに辿り着くことは出来ません。
道を達成する者は、諦めずに努力を重ねた者だけなのです。
すべての道は進む程に厳しさを増します。
進む程に楽になる道など存在しません。
頂きに辿り着くためには、それに相当する覚悟が必要なのです。
すべての道が頂点へと向かい、進む程に厳しさを増すことを覚えておかなければなりません。
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