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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2013年8月7日水曜日

傷口

人は自らの心を守らなければなりません。
その心が穏やかであり、朗(ほが)らかであり、清らかであるのならば、人生は豊かなものであるでしょう。
何を得ようとも、そこで心が充足していないのであれば、その人の人生は厚い雲に覆われたように暗く、先行きの見えないものになってしまうでしょう。
どのようなものを得ようとも、そこで心が充足しているのであれば、その人の人生は豊かさを以て輝くでしょう。
人は自らの心を守らなければなりません。
あなたは心を充足させるために生きなければならないのです。
人の選択が心を充足することから外れてしまえば、人が人生に喜びを感じることはできないでしょう。
人は様々な働きによって人生を築きます。
あなたは破滅的な思考を用いてはなりません。
あなたは破滅的な感情を用いてはなりません。
あなたは破滅的な言葉を用いてはなりません。
あなたは破滅的な行動を用いてはなりません。
あなたは破滅的な人生を生きてはならないのです。
あなたは自らの破滅的な働きに注意していましょう。
傷を負うことが無ければ、傷口が痛むことはありません。
傷口がなければ、そこから病原体が侵入することもありません。
傷口があれば、そこから侵入した病原体によって病気による苦しみを得ることになるでしょう。
傷口がなければ、それが化膿して腐ることもないのです。
傷口がなければ、海で鮫に襲われることもないのです。
血の滴る匂いを破滅は好みます。
あなたが自らの言動によって自己を傷付けるのであれば、滴る血の匂いを嗅ぎ付けて破滅が忍び寄るのです。
傷を負っていない者には、病原体もその健康を脅かすことは難しいのです。
自己を傷付けていない人の幸福を、苦しみも簡単に脅かすことはできないのです。
苦しみを得る人の自己は傷付いています。
それは自傷によってです。
自らの破滅的な言動が自己を傷付けているということを理解しましょう。
あなたは自傷に慣れてしまっているのかも知れません。
人は慣れる生き物です。
痛みも積み重なれば快楽に転ずるように、破滅的な言動も積み重なるのであれば、それを快楽や正しさとして認識することもあるのです。
習慣から外れることに恐怖する人がいるように、破滅的な言動から外れることが恐ろしくなるということがあるのです。
破滅的な言動を習慣としている人は、自らがその苦しみを導いておきながらそれに心を乱し、苦しんでいます。
本来ならば、人は人生の様々な可能性に挑戦し、向上や成長を受け取って喜びと成す必要があるにも関わらず、破滅的な習慣によって喜びを得ることに恐れを抱いているのです。
破滅的な言動はすべての可能性を奪い去ってしまいます。
病気があなたの可能性を奪い去ってしまうようにです。
あなたは破滅的な言動を所有してはなりません。
自ら自己を傷付けてはならないのです。
あなたは汚い考えや心、言葉や行動を所有してはなりません。
邪(よこしま)な生き方を所有してはなりません。
原因によって結果が導かれます。
破滅的な原因を所有する人には、破滅的な結果が導かれるのです。
どのような原因も必ず正しい結果として導かれます。
自らの原因が導く結果から逃れることのできる人は存在しません。
どのような人物がどのような方法を用いても、それを回避することはできないのです。
あなたはどのような状況にあっても、建設的な言動により自己を形成しなければなりません。
正しく生きる者でなければ、正しい結果を得ることはできません。
あなたが正しいと思っていること、豊かさだと思っているものが本当の正しさや豊かさであるという保証はありません。
その言動に対して良心が疑問を感じないのであるのならば、それで良いでしょう。
あなたの良心がそれを疑問に思うのであれば、あなたはその言動に対して注意する必要があるのでしょう。
自己に傷がなければ、人生が痛むことも苦しむこともないでしょう。
あなたは自己を傷付けないように生きましょう。
良いことをして、その結果である豊かさを得ましょう。
どのような状況にあっても、あなたは破滅的な言動を用いてはなりません。
苦しみをもたらす様々な問題を解決し、人生を豊かなものにしたいと考えているのであれば、自己を傷付けない方法を実現しましょう。
自傷こそが自己を傷付ける働きです。
あなたが破滅的な言動によって自己を傷付けることがなければ、人生で苦しみを得ることもないでしょう。
他人や状況があなたを傷付けることはありません。
それを自らがどのように変換(解釈)するのか?によって傷付くかどうかが決まるのです。
自己が建設的な働きに満ちているのであれば、他人や状況がどのような状態であろうとも、そこから必要な利益を調達し、人生を豊かに築くことでしょう。
自己を傷付けてはなりません。

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