陽の光は真っ直ぐに照らします。
	
	光が届く範囲は直線的です。
	物陰に隠れると、それだけで光は届きません。
	闇は縦横無尽に進みます。
	この世で闇に追い付かれない場所はありません。
	闇が避けて通るのは、光だけなのです。
	光の無い場所には闇があります。
	光のある場所には闇はありません。
	光と闇は接触しますが、それらが相容れることはないのです。
	必ず光が勝ります。
	光と闇は、互いに独立している状態でこそ、正しいのです。
	人の心の中には、建設的な感情と破滅的な感情とが混在しています。
	どのような人の心にも光と闇が存在しているのです。
	あなたは自分自身によって、そのバランスを取らなければなりません。
	人は「神」の子どもです。
	神とは光です。
	光は熱を帯びて温かいのです。
	あなたの温かい気持ちこそが、心の本来の姿であるということを知っておきましょう。
	心に思いやりや優しさを抱える時、人は安心することができます。
	心に思いやりや優しさを失えば、人は不安になり苦しむのです。
	あなたが幸福を得るためには、心に光がなければなりません。
	どのような状況に対しても、心に光を失わないように努めなければならないのです。
	光は真っ直ぐに進みます。
	陽の光を遮(さえぎ)る物があれば、光は届きません。
	陽の光を受けるためには、光を妨げる障害物がないようにしておかなければならないのです。
	「神」からの光を受けて、人の心は輝きを得ます。
	「神」からの光を受けなければ、人は心に輝きを得ることができないのです。
	「神」である光に繋がっていなければ、幸福を得ることができないということを覚えておきましょう。
	思いやりや優しさに乏しい人が、光を得ることはできません。
	そのような人がどのように努めても、幸福を得ることはできないということを覚えておきましょう。
	多くのことに思い煩(わずら)っている人がいます。
	そのような人の心の中には苦悩という名の障害物が溢れ返っています。
	それらが「神」からの光を遮るために、心には闇が侵入するのです。
	苦悩している人の心の中には、多くの闇が存在しています。
	苦悩の正体は思考です。
	それは自分自身で作り出した破滅的な意識であるのです。
	苦悩を考えるから苦悩が生じるのです。
	わざわざ自分で作り出して、わざわざ心の中に置いたのです。
	他人があなたの心の中に何かを置くことはできません。
	あなたは他人の心に触れることができますか?
	それを勝手に操作することができるでしょうか?
	心の鍵は自分自身が持っています。
	どのような選択も、自分自身の了解無しには実現しないのです。
	あなたは自分自身で苦しみ、また喜ぶのです。
	他人も同じです。
	あなたは苦悩を取り除きましょう。
	考え方を変えなければなりません。
	心に障害物があれば、どのように努めても光が届くことはないのです。
	「神」があなたを救うなどと考えてはなりません。
	「神」があなたに手出しするようなことはないのです。
	他人であっても、「神」であっても、決してあなたの心に触れないのです。
	光は常に照らしているということを知りましょう。
	あなたが苦悩を取り除いた瞬間に、そこに光が射し、闇は遠ざかるということを理解しましょう。
	この世のどのようなことも大切です。
	あなたは感謝の気持ちである光を以て、苦悩を取り去るのです。
	天からの光は、すべての存在を照らしています。
	あなたが日陰を作り出しているということを理解しましょう。
	
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