人生をどのようなものにするかは、あなたがどのように生きるのか?ということで決定されます。
大切なのは、どのように生きるか?です。
人生は、環境や状況によって決まる訳ではありません。
しかしながら、多くの人は、環境や状況によって既に自分の受け取る結果が決まっていると考えているのです。
例えば、貧しい家庭に生まれたのであれば、それだけで人生が乏しいものに決まると考えているのです。
人生を深く考察すれば理解することのできることではありますが、貧しい家庭に生まれたからといって、人生が乏しいものになるということはありません。
貧しい家庭に生まれようとも、多くの”富(金銭のことだけではない)”に満たされて、豊かな人生を生きる者があるのです。
富んだ家庭に生まれたとしても、乏しい人生を生きる者はいくらでもいるのです。
環境や状況によって人生が決まると考える方が楽です。
誰かや何かのせいにして、言い訳に逃れることができるからです。
多くの人は、自らの人生が乏しいのを、誰かや何かのせいにしているのです。
恨(うら)みを抱いたところで、人生が豊かさを得ることはありません。
それは、あなたが誰かや何かを恨むような生き方を選択するからです。
誰かや何かを恨んで生きる者には、誰かや何かに恨まれるような人生が相応しいのです。
誰かや何かを恨み、誰かや何かに恨み返されて争うことでは、人生は乏しくなるばかりなのです。
環境や状況がどのようなものに思えても、あなたは決して心を汚してはなりません。
何かが不足しているのが自然です。
何かが多過ぎるのが自然です。
人生は決して思い通りには進みません。
人生があなたの期待に応えることなどないのです。
あなたはいつも人生に裏切られます。
あなたの願いは叶わないのです。
それが人生です。
それが、人生の自然の姿なのです。
楽しいことなど何も無いかも知れません。
すべてのことに苦しみを覚え、すべてのことに悩むかも知れません。
しかし、それも人生です。
あなたはそれでも、人生を経験する必要があるのです。
誰かや何かのせいにするのは簡単です。
しかしながら、簡単な方法では、得られるものは少ないのです。
大切なのは、自分がどうするのか?ということです。
あなたは常に選択を迫られています。
あなたの選択によって、人生は変化するのです。
環境や状況、誰かや何かによって人生が決まる訳ではありません。
あなたの選択によって、人生は決まっているということを覚えておかなければならないのです。
人生を豊かなものにするためには、豊かな生き方を選択しなければなりません。
豊かな生き方とは、意欲的な生き方のことです。
人生には、面白いことが無いかも知れません。
しかしながら、面白くないからといって、不貞腐(ふてくさ)れていてはならないのです。
あなたは、詰(つ)まらないと思うことにも興味を抱くように努めましょう。
面白くないと思うのは、その面白さを知らないからです。
自分が無知であるだけなのです。
原因が自分自身にあるにも関わらず、環境や状況のせいにしてはならないのです。
残念ながら、意欲の無い者が豊かに生きられる場所はありません。
意欲の無い者は、どこへ向かっても乏しさを生きることになるからです。
意欲のある者は、どこであっても豊かに生きるでしょう。
詰まらない場所も面白くすることができるのです。
人生は自分自身の選択によって築かれます。
人生が初めから面白く作られている訳ではありません。
何事も、初めは詰まらないものなのです。
どのように向き合うのか?ということによって、その面白さを引き出すことができるのです。
無知な者には理解することができません。
無知な者には、何もかもが詰まらないのです。
あなたは学ぶ意欲を持ちましょう。
そうすれば、目の前の環境や状況がどのようなものであろうとも、必ず面白いものとなるでしょう。
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