これは、あなたの人生です。
あなたは、自分の人生を生きているのです。
他者は他者の人生を生きています。
あなた以外の誰も、あなたの人生を生きることは出来ません。
あなたの人生を生きることが出来るのは、この世界において、あなただけなのです。
あなたには、あなたの人生を生きる責任があるのです。
それは、あなたがその人生を始めたからです。
人生は、あなたの決意によって始まるのです。
あなたが生きているのは、あなたの決意であるということを理解しましょう。
しかしながら、多くの人は決意を見失っています。
多くの人は、これが自分の人生であることを忘れているのです。
そのため、不平不満を吐きます。
そして、不安や心配に苛(さいな)まれるのです。
多くの人は、自分の人生を他人事のように考えています。
起きるはずもない”奇跡”を待ち侘(わ)びたり、自分の人生の権限を与えられてもいない他者に依存するのです。
これは、あなたの人生なのです。
あなたが自分で決めなければならないのです。
この世界には、因果の仕組みが存在しています。
すべての結果には、それに相応しい原因が存在するのです。
そのため、どれだけ待ったとしても、因果関係の存在しない”奇跡”などは起きません。
起きるはずもない”奇跡”を待つという原因を選択するため、起きるのはその原因に相応しい結果であるのです。
時間や労力を無駄にすれば、結果は乏しいものになるのです。
人生を豊かなものにしたければ、”奇跡”を待つことをせずに、時間や労力を自分なりに最大限活用するべきなのです。
誰かに頼ることによって、大切な時間や労力を無駄にしてはなりません。
誰かに頼ることによって、時間や労力を放棄するのであれば、それが原因となり、それに相応しい結果が導かれるのです。
このような方法では、残念ながら、人生を豊かなものにすることは出来ません。
あなたが主体的に生きなければ、人生が豊かさを得ることは出来ないのです。
大切なのは、好きなように生きるということです。
これは、利己的に生きろというのではありません。
自分の好きなことによって、誰かや世界に貢献するような生き方が求められているのです。
あなたは、好きに生きなければなりません。
しかしながら、多くの人は好きに生きることが出来ません。
多くの人は、その生き方を嫌いなことを材料にして築いているのです。
そのため、思考や行動には様々な規制が設けられています。
多くの人は、自らの思考や行動を制御しているのです。
それは、制限された人生を意味します。
多くの人は、小さな世界を生きているのです。
我慢して、嫌いなことで生きているのです。
嫌いなことによって、誰かや世界に貢献するような生き方に努めているのです。
嫌いなことで生きている者が、誰かや世界に貢献することが出来るでしょうか?
自分の人生すら好きなことで生きられないような者が、どうやって誰かや世界に貢献するというのでしょうか?
自分の人生を満足に生きられない者には、誰かや世界に貢献することは出来ません。
自分の人生を満足に生きられない者には、豊かさは導かれないのです。
あなたは好きに生きなければなりません。
そのためには、思考や行動の規制となる様々な条件を手放して考えてみましょう。
資金、人間関係、健康、環境、時間、距離、方法、結果・・・
これ等の思考や行動を妨げる様々な条件を度外視して、人生を考えるのです。
そうすれば、あなたにも自分が好きなことが理解出来るはずです。
そして、自分の好きな生き方を見付けることが出来るはずなのです。
あなたが本当に好きなことや好きな生き方は、純粋な心が教えてくれます。
幼子(おさなご)のように余計なことは考えず、自分の心と向き合えば良いのです。
そうすれば、あなたは自分自身でいられるでしょう。
自分自身でいられるのであれば、好きなことで貢献することが出来るでしょう。
しかしながら、自分自身でいることは都合の良いことばかりではありません。
あなたが自分自身であるということは、孤独であるということなのです。
それは、自分というのは世界に唯一の存在だからです。
孤独を恐れてはなりません。
あなたが自分である時に、孤独は避けられません。
しかしながら、誰かや世界に対する貢献と、人生の豊かさも避けることが出来ないということを覚えておきましょう。
すべてを手に入れることは出来ません。
人生は、あなたの都合の良いようには進みません。
しかし、それで良いのです。
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