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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2018年6月3日日曜日

人生を探す

人は、それぞれの人生を所有しています。
人生は、それぞれの所有なのです。
あなたは、あなたの人生を生きなければなりません。
他者は、自分の人生を生きなければならないのです。
人は、それぞれの人生を生きることを義務付けられているのです。
あなたは、あなたの人生を生きなければなりません。
あなたと他者の人生は違います。
しかしながら、多くの人にはそれが分かりません。
多くの人には、人生がどれも同じもののように映るのです。
そのため、自分の人生を忘れ、他者の人生に憧れを抱くのです。
人生は、他者と比較することの出来るようなものではありません。
人生は、それぞれに異なっているのが自然であり、同じであっては不自然なのです。
しかしながら、多くの人は人生を真似ます。
自分の人生を誰かの人生と同じように築こうとするのです。
人生の成功とは、誰かと同じものを手に入れるということではありません。
寧(むし)ろ、誰かと同じものを手に入れてはならないのです。
あなたの人生は、あなただけの人生です。
他の誰かと同じであってはならないのです。
しかしながら、特別なものを手に入れようと努める必要はありません。
あなただけの人生を手に入れるために、特別な努力や方法は必要ではないのです。
あなたが自分の人生を手に入れるためには、ただ自然であれば良いだけなのです。
自然は、一つとして同じものを生み出しません。
木の葉一枚でも、同じものは存在しないのです。
同じように映るかも知れませんが、同じ道を辿ることはないのです。
木の葉よりは、人の方が大きく異なっています。
人の人生というものは十人十色であり、一つとして同じものは存在しないのです。
あなたは、他者の人生に自分の人生を探してはなりません。
他者の人生に探しても、自分の人生を見付け出すことは出来ないのです。
誰かの真似をしたとしても、人生が豊かになることはありません。
人には、分際というものが存在するのです。
人は、分際に従わなければならないのです。
分際は、人生のために与えられた制限です。
制限が存在しなければ、間違いにも際限(さいげん)がありません。
人は、ある程度の制限の中に人生を生きているのです。
あなたは、あなたの道を行く必要があります。
そのことを覚えておかなければなりません。
しかしながら、多くの人が自分の道を見失っています。
多くの人が、他者の人生に自分の人生を探すのはそのためです。
自分の道を見失っている人には、心細さがあるのです。
心細さは、弱さから生じるのです。
人は無知です。
人は、未熟なのです。
そのために、心細さが付き纏(まと)うのです。
心細さを抱えている人は、意思を保つことが出来ません。
自分の選択に自信を持つことが出来ないのです。
そのため、多くの人は多数を受け入れるのです。
例え、それが道理に叶う選択でなくても、それが多数の意見であれば受け入れるのです。
それは、自分の選択に自信がないからです。
多くの人が支持している選択であれば、自分にとっても良い選択だろうと思い込むのです。
大切なのは、自分の人生に対して、その選択が有効であるか?ということです。
それが、あなたにとってどのように魅力的な選択であったとしても、あなたの人生にとって有効的な選択でなければ価値は無いのです。
大切なのは、心に惑(まど)わされないことです。
それは、心が弱く、誘惑に陥(おちい)ってしまうからです。
大切なのは、それが道理に叶う選択かどうか?ということです。
どのように魅力的な選択も、道理に叶っていないのであれば価値はありません。
あなたには、最善の選択を理解することが出来ません。
しかしながら、それが道理に叶う選択であるのならば、あなたにとっての最善の選択であるでしょう。
残念ながら、多くの人は道理を弁(わきま)えてはいません。
多くの人には、道理を理解する力が無いのです。
そのため、道理に叶う選択を行うためには、多数を受け入れないことなのです。
多くの人が、自分の人生を見失っています。
多数の意見というのは、自分の人生を見失っている人達の意見であるということなのです。
自分の人生を見失っている人に意見を求めても無駄です。
自分の人生ですら見失っている人には、他者の人生のことなど分かりようが無いのです。
元(もと)より、人には、他者の人生を知ることは許されてはいないのです。
そのため、多数の意見があなたの人生を教えることはありません。
心というものは、例外無く弱く、欲望にまみれています。
そのため、心に従っているのであれば、欲望の罠に陥ってしまうでしょう。
多くの人は、心に従って欲望の罠に陥っているのです。
それは、真の人生ではありません。
心にではなく、人生の必要に従いましょう。

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