この世界は、変化の中に存在しています。
世界は、変化し続けているのです。
誰にも、世界の変化を食い止めることは出来ません。
誰にも、世界の変化を否定することは出来ないのです。
世界は変化します。
あなたには、それをどうすることも出来ないのです。
変化の中に存在するすべては限定的です。
変化の中においては、何一つとして、状態を保つことが出来ないのです。
この世界においては、どのようなものも状態を保つことが出来ません。
すべてが、限定的であるのです。
世界は、刻一刻と変わり続けるのです。
すべての状態が一瞬の出来事です。
次の瞬間には、変化しているのです。
あなたは、すべてが限定的であるということを理解しなければなりません。
何一つとして、続くものはありません。
この世界においては、何一つ状態を保つことが出来ないのです。
例え、それが苦しみであったとしても、次の瞬間には変化しているのです。
多くの人は、苦しみを生きています。
多くの人は、その苦しみが永遠に続くかのように生きているのです。
どのように長く感じても、苦しみも一瞬です。
それは、限定的なものであり、永遠ではないのです。
次の瞬間には、既に形を変えています。
その苦しみは、いつまでも苦しみではありません。
しかしながら、多くの人はそのことに気が付かないのです。
変化しているにもかかわらず、その変化に気が付かないのです。
大切なのは、変化に気が付くことです。
同じように見えても、決して同じではありません。
そのため、苦しみはいつか終わりを迎えます。
いつまでも続く苦しみというものは存在しないのです。
長く”感じる”冬も、いつかは終わります。
眠りに就いた植物も、いつかは必ず芽吹くのです。
しかしながら、春はやがて終わります。
そして、夏が始まるのです。
しかしながら、夏も終わり、秋がやって来ます。
そして、秋に冬が覆(おお)い被(かぶ)さるのです。
誰にも、季節を食い止めることは出来ません。
なぜなら、それが必要であり、最善であるからです。
この世界には、必要だけが実現します。
そして、それは最善なのです。
大切なのは、学ぶことです。
人は、変化の中に学ぶことが出来ます。
変化が存在しなければ、学びも存在しないのです。
楽しいだけならば、学ぶことは出来ません。
苦しいだけでも、同じことです。
どのような状態も、決して長くは続きません。
すべては一時的です。
あなたは、何事も変化の中に存在することを理解しましょう。
そして、目の前の一時的な状況に執着(しゅうちゃく)してはなりません。
苦しみはやがて喜びに変わります。
そして、喜びはやがて苦しみに変わるのです。
そのことを理解しておきましょう。
目の前の状況に対して、一喜一憂(いっきいちゆう)していてはなりません。
すべては変化の中です。
すべては限定的であり、一時的です。
何事も続きません。
そのことを覚えておきましょう。
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