すべての人は、人生に目的を以(もっ)て生まれます。
すべての人は、人生の目的を果たすために生まれたのです。
人生の目的を無視することの出来る人はいません。
すべての人が、自らに与えられた人生の目的と向き合い、それと共に生きなければならないのです。
人生の目的を果たさなければならないのは、それが人生の目的であるからです。
そして、人生の目的を果たそうと努めている時に幸福を覚え、それを果たした時に豊かさを得られるからです。
人生に幸福や豊かさを実現するためには、人生の目的を果たそうと努めなければならないのです。
人生の目的を果たすためには、理(ことわり)を無視することは出来ません。
理とは、この世界の秩序(ちつじょ)のことです。
この世界は、理に従って働くのです。
どのような事象も、理を無視することはありません。
この世界に存在するすべてが、理の導きであるということを理解しなければならないのです。
この世界において、理に反するものは存在することが出来ません。
この世界に存在するものは、それがどのようなものであろうとも、理の導きであるということを理解しなければならないのです。
理は、必要を実現します。
そのため、この世界に存在するすべてが必要なのです。
理は、無駄を導きません。
何かを無駄や無意味や無価値に思えるのは、あなたの認識が未熟であるだけです。
それがどのようなものであったとしても、それが必要であり、意味であり、価値であるのです。
歪んでいるのは、世界ではありません。
歪んでいるのは、あなたの方なのです。
そのため、あなたは俯瞰(ふかん)によって自分自身を省(かえり)みなければなりません。
残念ながら、あなたは未熟です。
あなたが間違っているのです。
そのことを覚えておきましょう。
多くの人は、自分が正しいと思い込んでいます。
多くの人は、傲慢(ごうまん)によって、理に反するのです。
この世界において、正しいのは理です。
どのような人物も、理に逆らうことは出来ません。
それは、理が必要であるからです。
必要を超えるものは存在しません。
必要こそが最善なのです。
あなたは、必要こそが至上(しじょう)であるということを理解しなければなりません。
理に勝る人は存在しません。
そのため、理に逆らっても無駄なのです。
残念ながら、理は、あなたを喜ばせるために存在するのではありません。
理は、必要を実現するために存在するのです。
理が、あなたの都合を考える必要はありません。
なぜなら、あなたが理に従わなければならず、合わせなければならないからです。
あなたには、必要を理解することが出来ません。
必要を知っているのは、理だけなのです。
そのため、あなたは理に従わなければなりません。
理は、あなたの都合に関係なく、必要を実現します。
そのため、理は、あなたに都合の悪い状況を導くこともあるのです。
自分にとっての都合の悪い状況というのは、受け入れ難(がた)いものです。
しかしながら、それが必要である場合、それを受け入れなければなりません。
必要を受け入れなければ、必要は実現しません。
多くの人が苦しんでいるのは、必要を拒絶するからです。
多くの人は、必要を受け入れることをしないのです。
多くの人が受け入れるのは、自分にとって都合の良いものだけです。
それは、偏(かたよ)りを生じさせます。
偏りによって、人生の目的を果たすことの出来る人はいません。
なぜなら、偏りによっては、目的地へと真っ直ぐに歩むことが出来ないからです。
多くの人は、目的を果たすことなく生きています。
それは、理が導く都合の悪い現実を否定するからです。
都合の悪い現実も大切に扱いましょう。
自分にとって、都合の良いことばかりを待ち望んでいるのであれば、必要を満たし、人生の目的を果たすことが出来ないということを覚えておきましょう。
不都合な現実を蔑(ないがし)ろにしてはなりません。
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