すべての人は、人生に目的を以(もっ)て生まれます。
すべての人が、人生の目的を果たさなければなりません。
誰にとっても、人生の目的を果たすことは重要です。
なぜなら、それが、生まれて来た訳だからです。
すべての人は、人生の目的を果たすために生まれ、生きているのです。
人生に目的も無く生きている人はいません。
どのような人物の、どのような人生であろうとも、必ず目的が存在するのです。
あなたの人生にも、大切な目的が存在しています。
あなたがどのような人生を生きていようとも、あなたには、果たさなければならない目的が存在するのです。
あなたは、ただ闇雲(やみくも)に生きてはなりません。
あなたは、人生の目的を果たすために生きているのです。
あなたに与えられた人生の目的は、他者とは異なるものです。
それは、この世界の中で唯一の目的なのです。
それは、あなたにしか果たすことが出来ません。
他者は、あなたの人生に介入(かいにゅう)することが出来ません。
もちろん、他者であっても同じです。
どのような人物であっても、自分の人生の目的を以て生まれるのです。
あなたは、自らの役割を果たさなければならないのです。
それが、目的を果たす唯一の方法なのです。
あなたが、自らの役割を果たすためには、自分という存在を理解し、それを整え、活用しなければなりません。
自分という存在が誰かや何かに対して貢献(こうけん)して初めて、役割を果たすことが出来るのです。
あなたは、自分を”道具”と考えましょう。
道具が貢献するためには、準備されていなければなりません。
あなたは、自分を磨き、清めていなければならないのです。
この世界は、相対的です。
光が存在するためには、闇が存在しなければならず、闇が存在するためには、光が存在しなければなりません。
この世界においては、相対するものが世界を成り立たせているのです。
相対するものが均衡(きんこう)を保つことによって、世界は成り立っているのです。
外があれば内もあります。
多くの人は、外見(そとみ)ばかりを気にしています。
多くの人は、上辺を取り繕(つくろ)うことに専念する余り、均衡を崩してしまいます。
多くの人は、外見には力を尽くしても、内には力を尽くそうとはしません。
多くの人は、外を飾るのを好み、内を飾るのを嫌うのです。
それは、その方が生存に有利であると信じ込まれているからです。
多くの人は、利己的な考えによって生きています。
この世界には、外だけで存在するものはありません。
外があれば、必ず内も存在するのです。
人生は、外見を飾ることで終わりではありません。
あなたは、内も飾る必要があるのです。
大切なのは、均衡を保つことです。
外ばかりを飾っても、内ばかりを飾ってもならないのです。
多くの人は、内を飾ることなく外を飾ります。
それは、未熟であるからです。
未熟な人には、浅はかであり、利己的であるために、内を飾る価値を理解することは出来ないのです。
光が闇を、闇が光を忘れないように、外は内を、内は外を決して忘れません。
外観の美しい機械であっても、内部が錆(さ)び付いていたり、壊れているのであれば、価値はないのです。
あなたは、内を磨きましょう。
そして、貢献することを忘れてはなりません。
内を磨いていない者には、貢献することは出来ません。
誰かや何かのために働くためには、内が磨かれていなければならないのです。
内が汚れた者は、誰かや何かのために働き、貢献しようなどとは考えません。
内が汚れた者は、自分の利益のために働くのです。
それでは、貢献することは出来ません。
道具は、自分の利益のためには働きません。
道具は、自分を擦り減らして、自分以外の誰かや何かのために働くのです。
外があれば、必ず内もあります。
そのことを忘れてはなりません。
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