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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2019年5月7日火曜日

次の人

すべての人は、目的を以(もっ)て生まれます。
すべての人は、人生において、自らに与えられた目的を果たさなければならないのです。
与えられた目的は、人それぞれに異なります。
誰一人として、同じ目的を与えられてはいないのです。
あなたの人生の目的は、他者の人生の目的とは異なります。
あなたは、自分だけの目的を果たさなければならないのです。
自分だけの目的と聞けば、難しく思うかも知れません。
しかしながら、与えられた目的を果たすことは、それ程難しいことではないのです。
なぜなら、すべての人が、目的を果たすために生まれたからです。
すべての人が、果たすことの出来る目的を以て生まれるのです。
そのため、目的を果たす意志があれば、人生の目的を果たすことが出来るのです。
残念なことは、多くの人が人生の目的を果たそうとはしていないということです。
多くの人は、人生に目的が与えられていることを忘れています。
多くの人は、人生の目的を果たす必要があることを知らないでいるのです。
すべての人は、人生に豊かさを求めます。
すべての人は、幸福を得ようとしているのです。
しかしながら、多くの人は幸福を得られません。
得られていないからこそ、それを求めているのです。
幸福すら得られないのだから、人生の豊かさを得ることなど出来ないのです。
幸福も、豊かさも、目的を果たそうと志(こころざ)すことがなければ得られません。
多くの人は、目の前の快楽や欲望を貪(むさぼ)ることを好みます。
多くの人は、目の前の快楽や欲望を貪ることによって、幸福や豊かさを得られると思い込んでいるのです。
残念ながら、目の前の快楽や欲望をどれだけ貪ったとしても、幸福や豊かさを得ることは出来ません。
偽りの幸福や豊かさならば得ることも出来るでしょう。
しかしながら、それはすぐに不幸や乏しさへと変わるのです。
目の前の快楽や欲望を貪ることで得られるのは苦悩だけです。
一時は、偽りの幸福や豊かさを得ることも出来ます。
しかしながら、それは所詮(しょせん)偽りに過ぎません。
そのため、すぐに苦悩へと姿を変えてしまうのです。
大切なのは、真(まこと)の幸福や豊かさを得ることです。
そのためには、目の前の快楽や欲望を貪ることを手放さなければならないのです。
それは、困難な歩みです。
目の前の快楽や欲望を貪ることは、とても楽な道程(みちのり)なのです。
なぜなら、利己的に振る舞っていれば良いからです。
自分勝手に振る舞う程、楽なことはありません。
多くの人が、幼い頃を切望(せつぼう)するのは、自分勝手に振る舞うことを許されたからです。
子どもは、多くの場合、利己的に振る舞います。
それは、子どもにとっては、今、この瞬間がすべてであるからです。
ある意味それは、目の前の快楽や欲望を貪る人の行為に似ているのです。
”手前”のことばかり考えて、次のことを考えないのです。
子どもは、自分のことで精一杯です。
子どもには、次の人のことを考える余裕がありません。
しかしながら、何をするにしても、この世界では自分で終わりではありません。
この世界においては、次の人が存在するのです。
どのようなことにおいても、あなたの次にそれを使う人が存在します。
あなたは、次の人のために行為しなければなりません。
なぜなら、次の人のために行為することは、次の人に貢献(こうけん)することであるからです。
すべての人は、何らかの行為によって、誰かや何かに貢献しなければなりません。
難しく考える必要はありません。
あなたは、次の誰かのために行為すれば良いだけなのです。
そうすれば、あなたは自らの目的を果たすことが出来るのです。
利己的な者には、必ず不幸と乏しさが実現します。
利己的な者は、その時は良くても、後に必ず不幸と乏しさを得なければならないのです。
あなたは、選ばなければなりません。
先に苦しいことが良いか、後に苦しい方が良いか?を選ばなければならないのです。
人生の目的を果たしたいと考えるのであれば、先に苦しいことを選択しましょう。
それは、自分のためではなく、次の誰かのために行為するということなのです。
あなたの目的は、偽りの幸福を得ることでも、偽りの豊かさを得ることでもありません。
あなたは真の幸福と真の豊かさを得るために生まれたのです。
真の幸福と豊かさを必要とするのであれば、次の人のことを考えて行為しましょう。

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